日頃からの反核・平和運動へのご理解・ご協力に、心から御礼申し上げます。
世界中を戦禍に巻き込んだ第2次世界大戦から57年が経ち、新しい世紀が戦争も飢餓もない平和な時代であってほしいと、誰もが願っています。しかし、昨年9月に起きたアメリカへの同時多発テロ以降、それに対する報復攻撃やイスラエルのパレスチナ進攻など、深刻な事態が世界を覆い、アメリカはイラクに対しても、攻撃を開始しようとしています。また、「広島・長崎を繰り返してはならない」の願いに反して、地球上には3万数千発もの核兵器が置かれ、アメリカは相次いで核実験を行なっています。
こうしたなかで、20年前に非核平和都市宣言を行なった小金井市は、毎年、広島市への「平和行事参加の旅」を取り組み、非核平和事業を旺盛に展開するとともに、原水爆禁止運動団体に対しては補助金の交付をはじめとした様々な支援を行ない、平和への熱意を打ち出しているところです。しかし、日本政府の非核三原則見直し発言や、アフガニスタン攻撃に自衛隊を派遣した問題、アメリカの「悪の枢軸」発言や単独行動主義など、20世紀には見られなかった新たな様相を迎えるなかで、今まで以上に平和の取り組みを行なうことが求められています。
つきましては、以下の内容を行政運営に反映していただけますよう、申し入れるものです。