1、 緑を守り資源循環型社会をめざすために
  1. イメージダイオキシン類などの有害物質の排出を削減するため、廃棄物に対する企業の拡大生産者責任を明確にし、塩化ビニールなど塩素系プラスチックの製造を規制させるとともに、当面、製造業者の責任において回収、リサイクルを実施することを、経済界、国、県に申し入れること。また、所沢市でも取り組むこと。

  2. 市内の産業廃棄物焼却施設については、汚染の状況を明らかにし、事業所に対し厳しく指導することを県に求めること。また、「里山再生事業」などを積極的 に取り入れ、三富の保全の一環として雑木林に復元できるよう所沢市が中心になって近隣の自治体や県に働きかけること。
     
  3. 市内の産業廃棄物保管施設の基準違反のごみ山対策は、県の責任で早急に解決すること。
     
  4. プラスチックは「容器包装リサイクル法」にもとづき適正に処理をすること。その他のプラスチックについては、焼却処理ではなくリサイクルできるようあらゆる努力をすること。

  5. 西部クリーン・センターはごみ減量化をすすめ、古くなったC炉を廃炉にすることも早急にも検討し、修繕費、ランニングコストをおさえること。

  6. 事業系一般廃棄物は「容器包装リサイクル法」「食品リサイクル法」「建設リサイクル法」にもとづき分別を徹底させること。そのための常時チェックできる体 制をつくり、減量・リサイクルを推進すること。生ごみの堆肥化や書類、小枝、木、草などのリサイクルを実施すること。

  7. 狭山丘陵や平地林など、武蔵野の豊かな自然と緑を守るため、税制面の優遇措置や公有地化、市民緑地制度の拡充など積極的な保全策を講じること。なお、公有地化にあたっては、一般会計の1%以上を予算化し緑の基金に当てること。

  8. 所沢市域「緑の森博物館」の整備を早急に実施するよう県に働きかけること。

  9. 狭山丘陵を破壊し、生態系に大きな影響を与える「核都市広域幹線道路」の「建設促進期成同盟会」を脱退し、建設の中止を申し入れること。

  10. 砂川掘の整備や遊歩道など砂川流域の遺跡を生かし、小手指ヶ原公園、狭山丘陵の自然保護と一体となった公園計画を策定すること。

  11. 北秋津・上安松区画整理計画を中止し、緑地の保全と生活環境の整備を図ること。

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