廃プラスチック焼却の方針へ!

イラスト 市の廃棄物減量等審議会では、二〇〇八年から二〇二二年までのごみ処理基本計画が審議されています。これは、今までの計画と大きく異なる「廃プラスチック焼却」方針が盛り込まれており、市民からは「ダイオキシン騒動の教訓をどのように考えているのか」などの声が上がっています。

 一一月二一日に開かれた審議会では、(1)最終処分されている廃プラを削減するために、減量・資源化を進めることを基本方針とすること。(2)減量・資源化が困難な廃プラのうち焼却可能なものは、安全面等に考慮して焼却を行う。その際は、分析データ等の情報を公開し市民の理解を得ながら進めること。(3)廃プラの減量化に努め、資源化技術の開発動向等も踏まえてさらに資源化を進め、焼却量の削減を図っていくこと。以上の三項目を確認しています。

 しかし、この間の審議のなかでは、法定有害物質五項目以外の安全性や調査方法、発生抑制や単一素材のリサイクル内容、市民への理解をどのように進めるかなどの質疑に対しては、具体的な答弁を避けています。安易な焼却方針では、減量・資源化は進みません。市は、この計画(案)に対するパブリックコメントを一二月一日〜二五日まで行っています。

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