日本共産党所沢市議団は、米軍ヘリ墜落事故が起きた宜野湾市の実態を視察しました。市街地25%を占め中央に位置している米軍普天間基地は、航空機騒音被害が著しく昨年8月に起きた米軍ヘリ墜落現場の国際大学校舎は、墜落痕が生々しく残っており、基地の存在が市民の命と暮らしを脅かしています。

 普天間基地の移転先となっている辺野古では、海上ヘリポートの建設を阻止しようと地元のおじい・おばあたちの座りこみや、全国から集まった人たちが24時間体制の監視をしています。

 防衛施設局のボーリング調査船が、海中に調査機材を投入すると、これを阻止するために住民は海に飛び込み、船のスクリューに巻き込まれそうになりながらも機材にしがみつくなど身体を張った闘いが行われています。辺野古沖は、ジュゴンの生息地でもあり、豊かな漁業の宝庫です。「ここで新基地の建設を許すことは、世界の平和を脅かすことにつながる」と事務局長は話していました。

 伊波市長を先頭に基地返還運動を県民レベルの運動まで拡大した宜野湾市。この取り組みに大きな感動と基地返還の連帯の輪を強く実感しました。


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