10月17日、埼玉県所沢市の党市議団と市委員会(やぎした礼子市委員長)は要望署名簿を提出、23名が参加し斉藤博市長と懇談しました。この日、署名数は「保育料を値上げしないで下さい」が1,283筆 、「小中学校普通教室にエアコンをつけて下さい」が1,644筆が直接市長に手渡されています。この署名は党市委員会と後援会が猛暑の中、未来を担う子ども達が健やかな環境で育つようにと若い父母の要求に応えて集めたものです。

 同市では、自衛隊入間航空基地の騒音対策用サッシ窓が小学校33校中19校、中学校では15校中11校に設置され、爆音のために一年中窓を閉め切って授業を行っています。今年も猛暑の中で教室の温度は36度を超え、子ども達の悲鳴が上がっている中で一日も早いエアコンの設置が望まれます。また、エアコンの設置費用は防音対策校においては、防衛庁予算から75%〜100%の補助が出ているために近隣の入間市や狭山市ではすでに設置済みです。

 斉藤市長は「エアコンの設置は十分に検討したい」と答えましたが、「保育料については保育審議会での答申を受けて検討したい」と父母負担が増えることに対して否定はしませんでした。 


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