「ディーゼル燃料漏れ事故」市民にとって危険な実態が 所沢米軍通信基地は返還し、市民のために

 8月31日の燃料漏れ事故は、非常時に発電するためのデイーゼル・エンジンに使用する燃料タンクで、地上1基、地下2基あります。老朽化してこの春取替えたばかりの事故でした。これは200リットルドラム缶で400本にも相当するもので、地下15mにも浸透し、土の入れ替えには相当時間がかかります。毎週火曜日に点検にくる業者が発見しましたが、基地内には消防署もすぐには入れず、原因解明も米軍の調査の結果待ちという事態です。ここに日米地位協定の壁があります。 基地返還の歴史は、米・陸軍所沢工場閉鎖の後、グランドハイツ移転計画やベトナム戦争の野戦病院の設置、米・OTHレーダ(核探知基地)など米軍との動きと対決し、市民ぐるみの基地返還運動が起こり6割返還が実現したのです。これらの歴史の教訓に学び、今こそ、地位協定の見直しや基地の全面返還を議会も市民と一丸となって起こす時です。


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