子どもの命守る エアコン設置急げ!

写真 党市議団はエアコン設置に向けて「教育環境を考える会」などと協力して署名活動にも参加してきました。
 6月議会では「市内中学校の普通教室にエアコンを求める請願」は全会一致で採択されています。
 今年の猛暑で、豊田市の小学生が公園での野外観察に行き、熱中症で亡くなるなど大変な事態になっています。子どもの命を守るため全国的に小中学校のエアコン設置を前倒しする自治体も出ています。
 7月25日、市議団は内藤教育長に緊急申し入れとして、全小中学校へのエアコン設置を早期にして欲しいという要望書を提出しました。
 懇談の中で教育長は「暑い日に市内の学校を見て回った。とりわけ4階が暑く35度を越えている教室もある。部活や体育館で体調を壊した生徒もいた。子どもの命に関わる問題でのんびりできない状況である。議会での請願も採択されていることから、財政当局とも相談し、市全体で取り組みたい」と前向きな答弁でした。

議会

大学・高校生も参加
みみ丸カフェ開催

 7月28日(土)市役所で『みみ丸カフェ』、ワールドカフェ形式の議会主催の懇談会を開催しました。城下・小林議員が参加しました。 
 参加は、市内高校生14人、市内大学・短大生24人、無作為抽出による市民9人計47人です。
 広聴広報副委員長の城下議員が司会、早稲田大学扇原教授が説明や進行役を務めました。
 10テーブル用意し、参加者が各テーブルに5〜6人座ります。早稲田大学生がホスト役で、時間を区切って参加者はテーブルを移動。
 意見交換のテーマは、「あなたが思う、所沢市の魅力や自慢できるもの何ですか」「さらに魅力あるまちにしていくためにどうしたらいいと思いますか」というものです。 
 参加者からは、保育園のことやこどもの医療費のことで議員の方に相談できてよかった等の声もありました。
 意見交換を行った後、個人の意見をまとめ、各自意見を付箋に記入し、風船をモチーフに作成した模造紙に付箋を貼付し、参加者から感想が発表されました。

写真

※みみ丸
 2年前、所沢市議会65周年を記念して、一般公募で『議員が33人、広く聴く耳』と掛けた「みみ丸」の名が採用されました。

イラスト
みみ丸キャラクター

 

無料法律生活相談会

8月18日 (土)(要予約)

午前9:30〜11:30
中央公民館1階学習室3号
小林善亮弁護士

担当議員 平井明美
090−6019―2014

主催 日本共産党所沢市議団

政策討論会に五十五人
「人口減少とまちづくり」

 去る7月7日午後1時30分から市議会建設環境常任委員会主催による政策討論会がこども福祉の未来館で開催され55人が参加しました。
 テーマは「人口減少とまちづくり(空き家だらけの街を防ぐには)」で、一部では「コンパクトなまちづくりを考える」と題して、筑波大学システム情報系社会工学域教授の谷口守氏が講演、二部では常任委員8人(共産党からは荒川議員)が本日のテーマに沿って討論を行いました。
 講演で印象に残ったのは、ドイツの公共交通の考え方です。10分間隔の時刻表もさることながら、金曜日の夜を楽しめるように土曜日朝まで運行する配慮ぶりに日本人からは必ず出る質問、「それで赤字にならないのか」。これに対し、黒字にしないといけないのは「まち」ですよ!が回答で、ヨーロッパでは常識だそうです。
 ちなみにドイツは国の借金(国債の新規発行)がゼロだそうです。日本ももっと税の使途について深く学ばなければいけないと痛感しました。
 討論では各町内での空き家の実態が報告されました。報告では、空き家の背景の一つに商店がなくなり不便なこと、敷地の分筆不可地区の存在、交通の不便などがあります。
 人口減少問題で荒川議員は、子育て世代の転出数が転入数を上回っている背景に、子育て環境の悪化があるのではないかと指摘し、この面の充実も人口維持には不可欠と発言しました。

写真

所沢駅西口地区街づくり事業の道路整備開通時期