臨時議会 2月9日 山口中 西側(土留め杭) 復旧工事請負締結案

 昨年10月の台風21号の影響で市立山口中学校西側斜面の擁壁が崩壊し、地域住民が避難生活を余儀なくされています。
 また、山口中学校内の屋内運動場などが使用不可となっており、学校行事や学習活動に支障をきたしています。こうしたことから、本年1月から近隣建物影響調査を開始し、今後は学校擁壁上部に整備された道路と擁壁の本格的な復旧工事のために必要な土留め杭を打つ工事を行います。
 臨時議会では市と工事業者の請負契約を締結するための議案が提案され、可決される見通しです。

障害児者を守る所沢連絡会と市の懇談

 2月2日障害児者を守る所沢連絡会は市との懇談を行い、平井・城下・小林議員が参加しました。
 会から事前に12項目の要望を伝え、回答を得る形で進められました。福祉タクシー券では、精神障害1級を対象に加える見直し案が示される一方、従来の対象者分が減数。障害者間での対立を生みます。

重度心身障害福祉手当見直し減額は行わないで

写真 また、重度心身障害福祉手当では、最重度の身体・知的障害者の手当を3年間で2千5百円減額する案が出されています。参加者からは『かつては所得制限なしで1万6千円だったが、その後4千5百円下げ非課税所得者だけになった。さらに9千円にするのはひどい』との声がありました。
 重度障害者医療費助成では、受診抑制の結果重症を招かないよう県に対して、市も機会を見て要望したいとのことでした。
 その他、65歳以後障害者が介護保険制度に移行することによる、サービスの質や量の低下、負担を生じないようにすること、グループホームやショートスティを増やすこと、視覚の障害による情報不足を補う制度の充実等の要望がありました。

心身障害児への支援について

 心身障害児の支援では、日中一時支援事業に対し、医療費加算制度をつくること、在宅における長時間一時預かり、通学・学校での学習時における訪問看護、学区内での特別支援学校の受け入れ態勢の確保、市民医療センター等での※レスパイト事業の実施、ファミリーサポートの実施を求めました。
 要望の中には、担当課外の項目もあるため、要望に添った部署の出席も求めました。
 『憲法25条を踏まえて障害者を含めた福祉制度が後退することのないよう、市民生活優先の予算編成を』の要望もありました。今年、障害者差別解消法にもとずく条例案が提出される予定になっていますが、ハード・ソフト両面からの障害児者の支援の充実をしていく、市の福祉政策の姿勢が問われます。
※レスパイト事業
 障害児・者などを在宅でケアしている家族を癒やすため、一時的にケアを代替し、リフレッシュを図ってもらう家族支援サービス。

議会が開かれます

定例議会:2月20日(火)〜予定
補正予算・新年度予算ほか

*傍聴にお越しください

市内小中学校にエアコンを!

2月2日「所沢市の教育環境を考える会」主催の請願署名キックオフ集会が開かれ、荒川・小林・矢作議員、赤川議員(リベラル所沢)も参加しました。

弁護士として小学生の親として

 教育行政の責任・エアコン設置について小林弁護士から報告がありました。学校にはいろいろな子供がおり、夏の厳しい暑さの中で、親として子どもが大丈夫か毎日心配しながら学校に送り出している。公教育は学習権を充足するためのものであり、行政はそれにこたえるための教育環境を確保する義務がある。また、地球温暖化の中で日本の平均気温が上昇しており、エアコンのないオフィスはなく、生活保護でもエアコン保有は当然となっている。周辺自治体で学校のエアコン設置がほぼ100%となっている中、所沢市は3校4.5%という異常な実態であり、教員の労働環境の改善・こどもの健康面からもエアコンを設置して教育環境を整備することは大人の責任である。所沢市はエアコン問題・育休退園問題など子育てに冷たい印象で、30代〜40代の子育て世帯が市外に流出している。市民も市議会も黙っていたのではなく、要求してきた。子どもの学習権を受け止めて、どのような環境を作ってあげられるかが今問われていると発言しました。

取り組みの報告と交流

 また、1月5日の新春のつどいの市長挨拶で「エアコン設置の調査費を予算に盛り込む」話が出たこと。1月31日の教育委員会会議で「小中学校の暑さ対策としてエアコン設置を前提ということで動き出す」旨の教育長の発言があったこと。この間の議会での取り組みなどが報告されました。
入間市から住民運動で署名を集め市に陳情してエアコン設置を実現した報告。狭山市からは議会での取り組み、教育長と組合との懇談などの取り組みから暑い中では学習に集中できない現状を訴え、エアコン設置を実現させた報告がありました。
会として、6月議会に向けて多くの市民のみなさんに署名に協力していただき、一日も早く市内小中学校にエアコン設置を進めようと呼びかけがあり閉会しました。

こどもルネサンス
第24回おはなしのひろば
柳瀬公民館

写真
写真
忍者修行中

 2月4日こどもルネサンス『おはなしのひろば』に、小林議員が参加しました。
 『「所沢こどもルネサンス」は、子どもたちの心を豊かにはぐくみ、子どもたちにとって明るい未来を開くことを目的として、市民ボランティアによる実行委員会主催により開催』(市HPより)しています。
 オープニングは、シェフ伊藤さんによる手廻しオルガンとバルーンアートで子ども達を釘付けに。
 10時〜15時半まで内容は影絵、紙芝居、パネルシアター、人形劇、工作、マジックショーなど、見たり聞いたり、作ったり、からだを動かして遊んだり、盛りだくさん。柳瀬公民館は0歳〜小学高学年の子ども達、お父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃん、スタッフの総勢700名で大賑わい。 子ども達に豊かな文化をと頑張る大人達の姿がとても素敵でした。

無料法律生活相談会

2月24日(土)(要予約)

午前9:30〜10:30
中央公民館1階学習室1号
小林亮淳弁護士

近隣トラブル、遺産相続、労働問題など
どんなことでもご相談ください。

担当議員 矢作いづみ
090−2475−7136