自治体キャラバン 市民要求を所沢市に要請行動

写真 7月7日社会保障推進協議会が自治体キャラバンとして、所沢市に対して市民生活改善の要請を行い、党市議団も参加しました。
【要請回答内容】
(1)国保について

 新国保制度とは→埼玉県国民健康保険運営協議会で運営方針が審議されているところ。
 保険税引き下げ「払える国保税」に→H27年度は、一般会計から約18億円の繰り入れをした。厳しい。
 国への要望は、県国保協議会、県国民健康保険団体連合会等を通して国保補助の充実強化を求めている。
(2)介護保険について
 必要な介護サービスを誰もが受けられるように→総合事業サービスはこれまでと同様な基準で実施できるよう進めている。
 介護労働者の処遇改善を→基本的に国や県が中心となり取り組む事項
(3)障害者支援
 施設の整備を→「第3次所沢市障害者支援計画」の中で「施設入所の支援」を施策の一つに位置付けている。
 障害者差別解消法の推進に向けて→障害者差別解消条例制定にむけ、取り組みを進めている。
(3)保育所について
イラスト 待機児童の解消のため、認可保育所の増設を→所沢市子ども・子育て支援事業計画に基づき、市内の保育需要等を勘案し、既存の幼稚園・保育園からの認定こども園への移行も含め、待機児解消に取り組む。
 育休退園について、点数の矛盾なども参加者から発言がありました。
 保育士の処遇改善を→保育士確保策として、今年度市内民間保育所等の求人情報紹介ホームページを作成した。
(4)学童クラブについて
 支援員の人数は登録児童数54人以上はさらに職員の加配をしているというが、支援単位をしっかり分けてほしいと発言がありました。
(5)生活保護について
 制度の利用が可能な方が確実に受給できるように→市のホームページ情報に記載し周知し、相談にこられた人に「保護のしおり」を配布している。

 以上、各分野からの切実な要望がだされました。

無料法律相談会

7月29日(土)(要予約)
午前9:30〜11:30
中央公民館学習室1階3号

小林亮淳弁護士
近隣とのトラブル、遺産相続、労働問題など
どんなことでもご相談ください。

担当議員 平井明美
090−6019−2014

 

埼玉西部消防組合議会

日時 7月28日(金)
14時〜

場所 所沢中央消防署

※ 城下議員が出席します。

傍聴においでください

 

城下のり子の議会報告

写真

 平和を考える8月が近づいてきました。戦後72年、沖縄戦をくぐり抜いてきた祖母は百歳を迎えます。先日、母から戦時中に日本軍による波照間島の全島民をマラリアが猛威をふるう西表島に強制移住をさせられた当時の祖母の話を聞きました。
 祖母は、強制移住によって自分の親・兄弟や1歳だった次男をマラリアで失い、指揮をしていた山下軍曹に、身の危険を顧みず抗議したそうです。祖母が守ろうとしていたものは、命は宝と言うこと。
 戦争する国づくりへの危機感が、都議選や那覇市議選での日本共産党の躍進へとつながりました。平和憲法を守るためにも声を上げ続けます。

若松町・牛沼・下安松地区の土地区画整理の課題は

 若松町・牛沼・下松井地区を市街化区域に編入するための区画整理事業を組合施行で進めるとしており、市の試算では3地区で約141億円。地権者が主体的に事業計画や公共道路や公園用地などをみんなで出し合い事業費の不足分は精算金として出します。
 今年度作成される区画整理事業の計画素案は何時ごろ示されるのか。地元への説明会の時期やリスク面も地権者に伝える事など提案しました。
 まちづくり計画部長は「秋以降に素案作成ができた地域から説明会を行いたい」「リスクも理解頂き合意形成を図る」と答弁しました。

医療的ケア児への支援を

 医療的ケア児への支援について厚生労働省と懇談を行いました。医療的ケア児の親子3組が参加、保護者からは「365日24時間、人工呼吸器や喀痰吸引など休むこともままならない」「学校への付き添いや教室待機が原則のため、保護者は身体を休める事ができない」「親にも生きているという事を実感させて欲しい」との切実な実態が出されました。
 市は今年度作成中の第4期障がい者支援計画に医療的ケア児への支援も盛り込む予定です。受け入れ施設の増設や医療スタッフ確保の支援や、訪問看護事業も実態に即した時間区分にするよう国へ要望すること。市として独自の支援を実施すること。障害があっても教育を受ける機会を保障するためにも、看護師配置の検討結果について質問しました。
 子ども未来部長は「支援計画策定に向けて26人全ての医療的ケア児へのアンケートを行う」「国への要望は庁内情報交換会で協議したい」と答弁。学校教育部長は「今年度から看護師1名を増員した。今後もきめ細かい支援を行う」と前向きな答弁をしました。

誰もが参加できる介護予防事業を

 介護保険の要支援1・2が自治体の介護予防・日常生活支援総合事業の一環として、ところ元気100歳体操を市がサポーター養成をおこない地域で普及活動をしています。中富南でも取り組まれていますが、体操教室を行う場所の確保に苦慮されており、誰もが参加できる状況にはなっていません。無償の場所が確保出来るよう求めました。
 福祉部長は「無償の場所確保が難しいことは認識している。支援については全体の事業の中で再検討したい」と答弁しました。

第2最終処分場完成後の市外処分場はどうなるのか

 第2一般廃棄物最終処分場(市立プロペラ北側)の建設が予定されています。完成後は、現在使用している市外の最終処分場(米沢市・寄居町・草津)はどうなるのか。また、更なる減量資源化を進めるよう質問しました。
 環境クリーン部長は「市外の最終処分場については、災害時などのリスク管理からも継続したい」「減量資源化は今後も取り組む」と答弁しました。

ところバスの拡充を

 ところバスの増便や免許自主返納者へ支給されている回数券を西武バスにも利用できるよう提案しました。下新井への迂回も検討されています。
 市民部長は「増便は難しい」と答弁。経営企画部長は「回数券の併用は課題がある」と答弁しました。

☆女性農業従事者への支援についても質問しました。