予算議会 5月20日 議会報告会開かれる

写真 超党派による議会報告会が5月14日に続いて、20日午後7時から市役所全員協議会室で開催され、小林議員が出席しました。
 市政に対して、活発な発言がありました。

学童クラブについて

○保育園の待機児問題のように、根本的に今後さらに不足していくのではないか。
○中富小はモデルになるとみているのか。
○掘立小屋のような所です。暑くて窓を開ける 蚊にさされるし。
○イモ洗いのような状況。一万円払っているが東京都は五千円だ。実際に見に来てほしい。

保育園について

○今まで一園に妊婦さんが9〜10人はいたようだが、育休退園制度後、今年は1〜2人と少なく、少子化に拍車をかけているのではないか。議会としても調査してほしい。
○待機児童との関係で、どうして今年 は増設の予算がないのか疑問。
○育休退園した人にフォローするといったが、紙切れ一枚、児童館の案内だけだった。途中からはグループ に入れない。地域と繋がろうとしても全くできない。
○小規模保育室から認可保育園入園は、H27年度は100点加算だったのが、H28年度は20点に減らされた。事前に市役所からの説明がなかった。2度も待機児になる 事がないように。
○決まったことについて、保育士さんにもしっかり伝えてほしい。
○市長は日本一子育てしやすい所沢といっているが、子育てしにくい。現在は産むことを躊躇する。「子ども子育て会議」でやっているというが、溝が深まっている。ボトムアップ型が必要。

その他の意見

▽ロケーションサービスについて▽ジェネリックシール予算の倹約▽防犯対策上、街灯を覆う雑木林の枝葉の剪定や下草刈りなどの指導等貴重な意見がでました。

ミューズ、大規模改修

 5月10日(火)市民文教常任委員会は、ミューズ改修事業の手法等調査委託について審査し、小林議員が出席しました。
 ミューズは93年(H5年11月)開館から23年になり、建設時費用は約360億円、その内建物は約180億円でした。利用率・稼働率は当初の想定60%より上回っていますが、来場者数は大・中・小ホール合計で、94年(H6年)604,255人、14年(H26年)454,316人と、若干、減少傾向です。
 今年度は民間活力を導入するPFI手法等を使うなど改修内容を総合的に検討する為の調査としています。
 改修は、特に中ホールのバリアフリー化や、東日本大震災後建築基準法の改正による全ての天井張り替えなどでかかる費用は約52億円とみています。
 その他にも、市民からの改修を望む声として、トイレの洋式化や大ホールのエレベーターの増設等々があります。
 改修スケジュールは、17年度(H29)実施設計、18年度(H30)着工、19年(H31)竣工予定です。
 一年間も休館となりますが、演劇や音楽鑑賞団体にとっては、団体存続の死活問題にもなることを指摘しました。

会議のお知らせ

6月3日(金)
午後1時30分〜

こども子育て会議

(高層棟・7階研修室)

国交省に三芳インター申し入れ

写真 5月18日国交省に、三芳スマートインターフル化にあわせて、車種拡大する連結許可の撤回と車種拡大中止の申し入れを行いました。
 関係する自治体の党議員(三芳町・富士見市・ふじみ野市・所沢市は城下・矢作議員)おくだ智子元県議会議員、やぎした礼子県議会議員が参加しました。
 関越道の三芳町スマートインターチェンジ(ETC専用)は、現在新潟方面への下りと東京方面の上りの片側のみ通行可能です。これを、2018年を目標に上下線とも通行可能にするフルインター化の事業が、三芳町を中心に進められています。
 国交省はフルインター化と同時に、車種拡大(12メートル以下の車両)を合わせて許可しましたが、許可条件としては異例の「交通条件を調整会議で協議」する事が付されました。
 これまで、関係自治体で協議が行われてきましたが、住民への情報提供もなく、周辺の交通対策も不十分なまま進められれば、危険な状態となり、安全対策が求められています。
 現在の交通量は四千六百台ですが、七千五百台となる事が予測されています。現状でも、三芳町と所沢市の行政境では、大型車など交通量が増加しており、子どもたちの通学路の安全面など、住民からも不安の声があがっています。党市議団としても、所沢市の担当課に交通安全対策と住民への情報提供を求めていきます。

淑徳大学に消防団 全国で学生三千人

 NHKや民放局テレビでも紹介された淑徳大学(千葉市)の消防団が話題になっています。 各地で消防団員のなり手がなく減少傾向にに頭を悩ましています。
 5月19日、総務経済委員会は同大学を訪ね、活動ぶりを視察、党市議団からは荒川議員が参加しています。
 千葉市消防団には大学消防団の発足(2000年4月)以前にも、企業消防団が発足(NTT東日本千葉支店)していました。
 大学・企業の消防団員としての待遇は、身分・報酬・出動手当・被服等貸与品・公務災害補償・退職報酬等、他の団員と同じで、担当する地区も決められています。
 そもそも発足の経緯は、大学内に「地域支援ボランティアセンター」の創立によって、災害支援ボランティアや学内防災マップつくりなどの体験が大きかったようです。
 1999年4月、男子学生6名、女子学生10名、職員1名が千葉市消防団に入団、消防団員として活動をはじめます。
 5月には並行して「学生消防隊」を結成し、消防団の活動とは別に、東日本大震災ボランティアや全市どこでも防災講習要請にこたえる活動などに取り組んでいます。
 消防隊と消防団はメンバーが重なる学生もいますが、「大学内サークル」と「特別職の非常勤公務員」と身分も違う二つの顔を持っています。
 視察団は最後に、学生消防団の「模擬操法訓練」を見学させてもらいました。
 現在、学生の消防団員は全国で3000人ほど加入していると言われています。
 所沢市内の大学内にも消防団発足の意向があれば応援していきたいと思いました。