9月議会 旧浄化センター跡地整備や 大規模児童クラブ支援など

イラスト 9月1日から25日まで、第三回定例市議会が開かれています。
 9月議会の一般会計補正額は約2億円です。歳入内訳は、国庫支出金が1億6777万円の増で県支出金が7774万円の減、繰入金は8237万円の減、諸収入・市債で約1億9276万円の増となっています。
 歳出では旧浄化センター跡地に(株)カドカワが予定しているクールジャパンフォレスト構想推進計画に4881万円、マイナンバー制度対応事業へ1909万円、児童クラブ運営事業(大規模児童クラブ及び障碍児支援業務委託)3461万円、吾妻地域での電力等蓄電池実証事業に3750万円、企業立地奨励金交付事業に4757万円、東部クリーンセンター長期包括管理運営方針調査業務に540万円、その他防犯等補助事業や収納率向上対策事業です。
 国民健康保険特別会計では、3月議会で不足分を一般会計から借りていた約2846万円を同会計に戻すとしています。

介護基金残高約15億円

 また、介護保険特別会計では、前年度決算の余剰金7億4466万円を繰入、そのうち、保険給付費準備基金に約4億8882万円を積み立てる提案です。
 その結果、今年度取り崩し額3億円を差し引いた基金残高は15億1950万円となります。
 条例では、新たにマイナンバー制度に関連して個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定など。
 また所沢市老人ホーム亀鶴園の空調設備他改修工事請負締結があります。
 さらに市道路線の認定と廃止が提案されています。

市民から請願2件

 請願では「狭山丘陵・三ヶ島2丁目に造成予定の墓地計画についての調査を充分に求める」保育制度については「両立支援を求める」の請願2件が提出されています。
 今議会は、市長選挙目前でもあります。
 市民の声に耳を傾けない藤本市長の政治姿勢をを明らかにするため市議団としても様々な角度から市長の政治姿勢を取り上げます。

西口まちづくり2名が反対

 所沢駅西口まちづくり地区北街区の再開発事業など関連5議案が、市都市計画審議会に諮問され、可決されました。
 「都市計画事業」のために、議会の議決は不要のため、可決後、県の都市計画審議会に諮られ、知事が承認する流れになっています。
 出席委員は9名で、うち議会選出は荒川ひろし議員(共産)など2名です。
 荒川委員は(1)総事業費と国・県・市の負担割合(2)なぜ表玄関の目玉が29階建て超高層ビルなのか、など質疑しました。
 区画整理と再開発で226億円の事業費をかけ、市の税金投入が50億円もかける事業です。
 地権者だけの合意で推進する乱暴な進め方に、賛成6名、反対は荒川議員と東京農工大学名誉教授の2名でした。(委員長は除く)

無料法律生活相談会

9月19日
午前9時30分〜11時30分

中央公民館 1F学習室1

必ずご予約をお願いします
担当・小林すみ子議員
携帯090‐9974−6267

日本共産党市議団

9月議会一般質問の主な項目

8日
(火)
11時頃

荒川 ひろし ○市長の「民意」に対する認識と4年間の姿勢
○地方人口ビジョン・地方版総合戦略策定プロセス
○国民健康保険の今後
○地域循環型投資
(住宅リフォーム・耐震の利子補給、小規模事業者 登録制度の拡充)

10日
(木)
10時

やさくいづみ ○審議会・協議会の公募のあり方
○国民健康保険税減免・医療難民・公立機関での無料定額診療について
○大規模学童保育改善に向けて
○保育園の待機児童解消を

11日
(金)
10時

城下 のり子 ○公共施設管理計画に市民の声を
〇産業用地創出報告書の課題と住民説明は
○子ども医療費無料化高校卒業まで拡大を
○市民医療センターで医療と介護の連携を
○国リハとの障がい者災害協定の見直しを
○投票所への車いすの配置を

14日
(月)
11時頃

小林 すみ子 ○自治基本条例を生かした市政運営について
 (保育園給食の民間委託化計画等)
○学校環境整備等の課題
○生活困窮者の住宅支援
○公共工事現場等で働く労働者の賃金等の把握

14日
(月)
1時頃

平井 明美 ○平和安全法制の国会包囲行動について
○藤本市政4年間にみる地方自治と憲法意識
○育児休業中に関わる諸問題
○高齢者推進会議に関連して
○基地返還後の跡地の構想について