9月議会 民間保育士賃金改善や茶園防霜整備など

 9月議会は4日から始まります。

 主な議案は「安心こども基金」で保育士の人材確保として、民間保育園34園に対して、賃金改善費用補助金など6740万円です。

 また旧松原学園の解体事業費として680万円。三ヶ島二丁目周辺緑地等管理事業は不良木の伐採などに850万円の予算計上。茶園防霜整備事業は国の農業基盤整備促進事業を活用した霜対策費で2394万円の予算が提案されました。

新たに児童館3館民間へ

 今議会は公共施設17ケ所の指定管理者契約の更新・新規契約が出ています。

 児童館はひばり児童館、つばめ児童館、さくら児童館など3館が新たに指定管理者に委託されます。 障害者施設関係では障害者の生活を総合的に支援するキャンバスやプロペラ、はばたき、きぼうの園、こあふる、ゆきわり草、サン・アビリテイーズ、児童福祉法に基づく障害児通所サービス施設などが再契約です。

 その他歯科診療所あおぞら、寿町駐輪場、武道館、斎場、弓道場などの委託先が提案されています。

保健センター内デイサービスの廃止

 さらに、保健センターにある老人デイサービスの廃止や地域サロン整備事業費など、補正予算は3億4700万円です。

 党市議団としては質疑で問題点を明らかにしてまいります。

 また、市長の政治姿勢として国会だけではなく地方議会とも関連する問題や地域での皆さんの要求実現に向けても議会で取り上げてまいります。

第二市民ギャラリー(期日前投票所)売却へ

 所沢駅東口から最初の交差点角の第2市民ギャラリー(期日前投票所)を売却するための関連予算が9月議会に提案されています。

 市は施設の老朽化が著しいことから、市有財産の有効活用や地域の活性化及び財源確保の観点から、民間の活用による売却に向け、測量委託と不動産鑑定を行うとしています。

 もともとこの地は、地元町内会などから、コミュニティセンターなどの集会所整備を求める声が強かったところです。果たして売却が「地域の活性化」にどう役立つのかなど議会内外の論議を呼ぶものと思われます。

無料法律相談会

9月21日(土)

午後9時30分
〜11時30分
中央公民館和室

遺産相続・トラブル・労働相談等
 小林弁護士・石山氏(元民事書記官)
必ずご予約を
担当・城下議員
090‐8450‐4360
主催:日本共産党所沢市議団

9月議会の一般質問

12日(木)
3番目
11時頃
荒川 広 *国民健康保険税の見直しについて*市の責任で認可保育園の適正配置を*中小企業振興条例の制定について*教育問題について
13日(金)
2番目
11時頃
やさくいづみ *介護保険改定について*がん検診の充実を*精神障害者施策の充実について*男女共同参画をすすめて*子ども子育て会議は公開で
17日(火)
3番目
1時頃
小林すみ子 *自治会・町内会の役割と支援*仮称総合福祉センターの基本設計と交通対策*地域包括支援センターの役割*生活保護基準引下げの影響等*脱法ハウスの改善など
17日(火)
4番目
2時頃
城下のり子 *介護保険改正に伴う高齢者の現状課題*一般ごみ収集の今後*精神障害者地域生活支援施策研究会について*マンション防災の課題と対策*乳がん検診の現状と課題*歩行者の安全対策
18日(水)
3番目
1時頃
平井 明美 *憲法9条・集団的自衛権など平和について*道州制について*いじめ・熱中症対策・はだしのゲンなど教育問題*高齢者の孤立防止について*施設での投票について

原水爆禁止世界大会報告と交流の夕べ

 長崎で行われた原水爆禁止世界大会参加者を囲み、報告と交流のつどいが8月30日に開かれ、荒川・矢作市議が参加しました。

 所沢市内の各団体からの大会参加者は約15名、このうち8名の方から報告がありました。

 参加者からは、「国連の潘基文事務総長が、『原水爆世界大会は、日本の枠を超えて2015年のNPT(核軍縮再検討会議)に向けた動きを』と呼びかけられた事」「ノーモア被爆者=これ以上被曝者を生まない=の為に、核兵器と同じ被害をもたらす原子力発電所は無くさなくてはいけない」「テロが原発を狙ったら日本は大変なことになる」「アメリカではスリーマイル島での原発事故以来原発は作られていない」「100の理屈より、1回の長崎。ぜひ現地に足を運んでほしい」「私たちが被爆者から直接話が聞ける最後の世代」などなど大会参加の感動とともに報告がありました。

 そして、大会で感じたことを多くの人に伝え、署名活動や平和活動などに取り組みたいとの思いも語られました。集いの参加者からも次々に発言が続き、所沢での平和活動を広げていこうと熱い交流会となりました。