議会報告会 エアコン問題で意見続出 80人以上が参加

写真 11月10日、市議会主催による議会報告会が狭山ヶ丘コミセンで開かれました。会場には80人を超える市民が参加し、党市議団からは城下のり子市議が報告しました。

 9月議会で審議された議案などの説明の後、「下水道の企業会計化になぜ移行するのか」「営農開始給付金の内容は」「地域サロンは障害者や子育て世代も使用できるのか」などの質疑が出されました。

広報ところさわの市長見解は一方的

 また、市政や市議会に対する意見要望では、狭山ヶ丘中学校のエアコン問題に集中する意見が寄せられました。参加者からは「請願や決議が採択された後の議会の取り組みはどうか」「市長に説明会を求めても応じなく、広報11月号の市長見解は一方的」「市民憲章には子どもは市の宝と書いているが、今の中学生が大人になって学校の学習環境を考えた時、隣のまちを選ぶのでは」「狭山ヶ丘のみの問題ではなく所沢全体の問題だ」など厳しい意見が続出しました。

 参加した議員のエアコン設置に関する見解なども求められました。

 さらにエアコンについては「議会として論点を整理し議会だよりの号外を出すべき」

 また「議会報告会の時間の拡大」「下水道の企業会計化については、住民の福祉の向上の視点を重視し経営理論だけでなく原点に立ち帰って」などの意見が出され大変盛り上がった報告会でした。

市民と議員の条例づくりに参加

 議会改革の取り組みを交流しあう、「市民と議員の条例づくり交流会in九州2012」(10月27日)に城下議員が参加しました。全体会では、廣瀬克哉氏(法政大学教授)は「議会改革 成果指向への展開を」と題して講演しました。

 広瀬氏は全国約200議会での議会報告会の実施や審議過程への市民参加の現状報告と次のステップとしての議会改革の成果や新しい議会活動や議会の政策づくりなどに参加者は熱心に聞きました。分科会では「市民と語ろう議会報告会」に参加しました。現行の議会報告会への評価や課題について、参加者100人が5〜6人のグループに分かれ議論を深めました。この中で市民や自治体職員からは「今の報告は執行部の報告と同じで面白くない」「参加者の固定化や広がりがない」「子育てや介護などテーマごとに議会報告会をやったらどうか」「本音で話せる対話方式を」などの意見がでました。また議員からは「議会としての統一的な報告のため本音が言えず不満」など率直な意見も出されました。

 所沢市でも議会報告会のあり方について、次のステップに向けての改善や取り組みが期待されます。

安保や基地がある限り

危険はなくならない

入間自衛隊基地
入間自衛隊基地
 11月10日(土)狭山市民会館で第12回基地周辺の安全を考える集いが開かれ、平井明美議員が参加しました。

 講師の塩川鉄也衆議院議員は人口密集地に航空基地があることが市民にとって、いかに危険であるかを解りやすく説明しました。

 首都圏には航空自衛隊基地や米軍横田基地などがあります。このような人工密集地に航空基地があることで、過密な空域になり、衝突事故の危険性が高まっていることを力説しました。

 11月3日、入間市で行なわれた航空祭ではブルーインパルスによるバードストライク(鳥との衝突)が起きて航空祭が急きょ取りやめになったばかりです。

 塩川議員は、政府が首都圏上空でのオスプレイ飛行の可能性を認めたことや撤回を迫った国会論戦など臨場感のある話に会場から拍手が起こりました。

 また自衛隊の訓練区域でありながら米軍が特権的に使用し、低空飛行訓練など自由勝手に繰り返す首都圏の空域について、その大元には安保条約があることを指摘。

 さらに「オスプレイ配備反対など一致点で力を尽くすと共に、安保条約をなくして対等な日米関係をつくり憲法9条に基づく外交を大きく前進させることを訴えていく」と総選挙に向けての決意を語りました。

原発ゼロの声響く

さよなら原発イン所沢

 秋晴れの11月4日、「原発いらない」と所沢駅東口に約300人が集まり、パレードを行いました。

 中央公民館前広場ではバザーやバンド演奏・スピーチで被災地からや放射能測定する市民団体の代表者からの訴えがあり、館内では被災地の展示が行われました。

 パレードでは小さな子供連れの父母、仮装した人、メッセージボードを掲げた人などなど、思い思いのスタイルで「再稼働反対」「原発なくても電気は足りる」など唱和しました。平井・荒川・城下・小林市議が参加しました。

首都圏反原発連合

国会周辺・省庁前

 11月11日雨の中、国会周辺にはのべ10万人が集まる首都圏反原発集会がありました。

 荒川・城下・小林市議が参加しました。

 首相官邸前、国会正門前、東京電力本店前、厚労省前、経産省前、文科省前、財務省前、外務省前、Jパワー前の抗議エリア、ミュージックエリアやファミリーブロックでは、参加者が続々と集まり列をつくりました。

 日本共産党の志位委員長は「即時原発0が必要だ、原発を続ける限り核のゴミは増える、原発再稼働反対」を訴え、「流行語大賞の50語の中に「原発ゼロ」がノミネートされ、これを流行語大賞にしよう。そして、流行に終わらせずに、実現するよう一緒に頑張ります」と力強く発言し、大きな声援に包まれました。

所沢市都市計画審議会

11月27日(火)午前10時〜
市庁舎7階会議室

☆都市計画公園の決定と特別緑地保全について

問い合せ都市計画課 TEL2998−9192