５月31日、下水道審議会が開かれました。市長からの諮問は「下水道使用料の見直し」です。市の説明では、下水道使用料は平成５年（１９９５年）以来19年間が経過し、収支のバランスを著しく欠いており一般会計からの繰入金で賄っている。従って、下水道経営の健全化を図り、一般会計からの繰入を軽減し、下水道経営の維持・整備を進めるため下水道料金の見直しをするというものです。
５２％もの値上げ案 意見続出
審議員からは「今も税金で納めているのに１３億円も負担させるのはいかがなものか。入間・狭山・などはどうなっているのか」
「19年間値上げしないでいたが今は時期的に悪い。値上げ率52％は段階的にすべきだ」「市の立場はよくわかるが、もっと資料を提出してもらわないと判断しようがない」
「市の財政状況が良くわからない」
「年金が減り、消費税増税が議論されているのに、値上げは困る」など多くの審議員は下水道値上げについては反対の立場からの意見でした。
市は下水道会計を企業会計に独立させるために、今まで一般会計から繰り入れていた汚水処理の未回収分13億円を突然、市民に負担させるやり方に審議員からは怒りの声が上がっています。
東川の水害解消 念願の地下河川竣工
６月２日（土）中央公民館で東川地下河川竣工式が行われ、柳下県議・矢作市議が参加しました。
都市化に伴い、地表がアスファルトやコンクリートで覆われたため、旧町の市街地（宮本町周辺）では度重なる水害に悩まされてきました。「水害のたびに畳を上げなくていいようにして」という地元要望を受け、柳下県議が『東川の水害をなくすためにバイパスを作ること』を県議会で提案しました。
提案から21年、金山町の弘法橋〜牛沼の加美橋までの全長約2.5キロメートルの地下河川と、中央公民館地下に調整池が完成しました。
東川に入った雨水は地下12ｍに作られた地下河川（直径４ｍ・5.2ｍ）に流れ、下流で放流することによって、洪水にならず水害が解消されることになります。
地権者のみなさんをはじめ、多くの方々の協力によってようやく実現し、提案した柳下県議も地下調整池を見学しながら、“感無量”と述べていました。
無料法律・生活相談会
日時 ６月２３日（土） 午前9時半〜11時半
場所 中央公民館
小林亮淳弁護士
石山元民事書記官
※要予約 担当：矢作議員
Tel 090-2475-7136
主催：日本共産党所沢市議団
障害者総合支援法案 障害者への裏切り
障害児者を守る所沢連絡会第39回総会が５月26日に開催され、小林市議が出席しました。柳下県議は顧問でもあります。
総会では、民主・自民・公明が提案した「自立支援法」に怒りの報告がされました。
この自立支援法は名前を変えて『障害者総合支援法』になりましたが、これは応益負担を残したままの法案であり、僅か３時間の審議で衆議院で可決し、参議院でも早期可決をねらうものです。
民主党は選挙公約で自立支援法の廃止を約束、元長妻厚生労働大臣は09年10月の一万人集会で謝罪し廃止を言明しました。
さらに、「自立支援法」の違憲訴訟団と和解・合意し、訴訟原告団は裁判終結の表明までしました。
３月市議会では、飯沼会長が、議会も国へ意見書をあげてほしいと会派をまわり、党市議団は意見書を提案しましたが、全会一致にならなかった経緯があります。
その他、災害時の情報伝達手段について、障害者には特別な手立てが必要との問題提起もされました。
保育まつりに５０００人
 6月3日（日）緑町中央公園で「保育まつり」が行われました。『公立保育園を知ってもらおう』と、はじまった祭りも6回目となり、５０００人の参加者でにぎわいました。
ぶち合わせ太鼓にはじまり、保育の公的責任をなくしてしまう「子ども子育て新システム」をわかりやすく芝居にしたり、手作りおもちゃ、給食の試食、子育て相談、人形劇、被災地復興支援など盛りだくさんの企画を多くの親子が楽しんでいました。
参加者からは「先生方が一生懸命いい保育をしてくれているから、安心して働くことができる。もし子育て新システムになったら今の保育が守れない」などという声が聞かれました。
昨年に引き続き、『東日本大震災の被災地復興支援』として取り組まれ、被災地ボランティア活動の報告の展示も行われていました。
平井・小林・矢作市議が参加し、交流しました。
「市政運営に係わる報告会」と「市の仕事公開評価」
2012年6月17日（日）30日（土）
午前の部 午前9時〜正午
午後の部 午後1時30分〜4時30分
会場 市役所高層棟8階大会議室
高層棟6階604会議室
第五次総合計画の重点項目を「外部の視点」から「公開の場」で議論するために、「市の仕事公開評価」を実施します。（旧事業仕分け）所沢自治基本条例に規定されている「市政運営に係る報告会」も併せて実施します。
主催 所沢市
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