えっ?ひどい!/後期高齢者医療制度/「刃物なしで年寄りを殺す制度だ」との声/国に制度見直しを求める意見書提出の請願は公明党の反対であがらず

75歳以上の高齢者から保険料7,830円を「年金」から天引き!

ただちに中止・廃止を!

滞納者は「保険証」取りあげ
目的は「国民の医療費を減らすこと」
イラスト
  • 今まで国民健康保険や「扶養家族」として健康保険に入っていた人も、新制度に移らなければなりません。
  • 従来75歳以上の高齢者は「保険料を滞納しても、保険証を取り上げてはならない」とされてきました。
  • 年金月額1万5千円以上の人が対象(これ以下の人は自分で納めます)。保険料は2年ごとに改定され、自動的に引き上げられます。

医療差別が

  • 外 来
    複数の医療機関を受診させないように主治医を一人に決め、医療費を定額制に。
  • 入 院
    「退院支援計画」を作って退院させた医療機関への報酬を増やし、病院からの追い出しを促進。
  • 終末期
    延命治療は『過剰な治療』が行われないようにします。

えっ? とんでもない!/国民健康保険税/現役世代にも押しつけられる負担…

平均年額 一世帯あたり4万7千の増税に

●影響を受ける子育て世代の一例
家族構成 夫42歳(自営業)
妻42歳(専業主婦)
子ども2人(10歳・5歳)
所得税額 350万円
固定資産税額 10万円
国民健康保険税増税額 12万円
●国保税増税の会派の態度
日本共産党 反対 民主党 賛成
市民クラブ 賛成 市民ネット 賛成
公明党 賛成 会派「礎」 賛成
会派「翔」 3名賛成
1名棄権
共生 反対

イラスト税率を上げない自治体 18市

 市は国民健康保険税の値上げ理由に、「後期高齢者医療」への支援金分がかかり、これを全加入者に負担してもらうとしています。しかし、保険料を年金天引きに変更することで、収納率の向上が考えられるなど不確定要素があり、税率を据え置いて様子を見る自治体が、県内でも18市(市議団調査)あります。


公約違反!
市長の「廃プラスチック」焼却の態度イラスト

 市民と約束した「焼却反対」の立場をどう説明するのか
 3月議会で当麻市長は、東部クリーンセンターでの廃プラスチック焼却に向けた実験を9月に予定していると答弁。市民からは、「プラスチックは燃やさないとの約束はどうするのか!」「地球温暖化にも逆行する!」と怒りの声が・・・
 いま、本気になってやるべきことは、ごみの減量・資源化の推進ではないでしょうか。


(「市議会報告」2008年春)