市民の要望で西武鉄道・西武バスと交渉

 日本共産党所沢市委員会(やぎした礼子委員長)と党市議団はさる八月二八日、塩川てつや衆議院議員、あやべ澄子党県くらし・福祉対策責任者とともに、先に実施した市民アンケート等に寄せられた住民要望を持って、西武鉄道と西武バスに申し入れ行動を行いました。
 要望したのは、西武鉄道関係で一〇項目、バス関係では四項目で、主な回答は次の通りです。

=【鉄道】=

 所沢駅舎の東西通路新設で橋上駅となり、西口階段の向きを「プロペ商店街」側に設計変更を。
「東西口の利用状況と商店街の要望を踏まえて検討している」

 所沢駅一番ホームにエレベーターを。
「駅舎改修にあわせ設置する予定」

 所沢駅「東口」の階段下までのフロアがタイル張りで、雨天時など滑りやすいので安全対策を。
「当面は管理を十分にし、駅舎改修の中で抜本的改善を図る」

 西所沢駅に南口の開設を。エレベーターの位置がわかりにくい。
「市の基盤整備がなされる時に考えたい。位置の件は至急講じる」

 所沢高校脇の踏切内道路の「くびれ」部分を埋めて歩道の確保を。
「踏切の拡幅事業は市の事業。白線内が道路と認識している」

 下山口駅のバリアフリー化に伴い、駅に車いすが進入できるよう「入り口」の改善を。
「バリアフリー工事の中で改善」

=【バス】=

 東所沢駅から「エステシティ行き」バスに、また航空公園駅から「エステシティ、並木、こぶし町行き」バスに乗り継ぐ時の連携をスムーズにするためのダイヤの見直しを。
「バスよりも電車の本数が多いため困難。ただし早朝・深夜については個別に対応する」


こんにちはやぎした礼子です
24時間小児救急医療体制の充実のために
所沢市民医療センターと懇談

 八月三十日、所沢市民医療センターを訪れ懇談しました。
 埼玉県の救急医療体制は、初期救急、第二次救急、第三次救急となっていますが、小児救急医療支援事業は、十一地区で実施されており、所沢地区は所沢市、狭山市、入間市となっています。市民医療センターは、小児、休日夜間診療を実施していますが、土日は二十時四十五分まで、月、火、水、金は二十二時十五分までの診療となっています。水曜日は、所沢地区が二次救急病院の輪番制になっているため、十八時から翌朝八時までの診療となっています。小児救急体制として十八時から翌朝八時まで実施しているのは、石心会狭山病院、埼玉医大付属病院、入間川病院、西埼玉中央病院ですが、問題は、月曜日は担当病院がないことです。
 院長の太田先生は、「産婦人科、小児科、救急の医師が減ってきたのは、なる人がいないからです。診療報酬も低く、五十%は赤字です。市民医療センターだけで二十四時間体制の小児救急体制は困難だが、所沢市、狭山市、入間市の三市で協力し、たとえば西埼玉中央病院を小児救急体制の拠点にするなどできないか」と話してくれました。
 私は、施設整備など財政面も含めて県としても支援する必要があると感じました。

第一回
ところざわ平和まつりに三〇〇人

 八月二五日、第一回の「ところざわ平和まつり」が開かれました。
 来年の「一斉地方選挙に始まる選挙の年」に向けたプレイベントとして、過ぎゆく夏を惜しみながら、大人子ども、後援会員、市民の集う夏祭りです。
 「台風中止、小雨決行」の意気込みで、合計六回の実行委員会を重ね、当日は各後援会十二のプログラムや、焼き鳥、ビール、枝豆、山菜混ぜご飯や菓子パン、焼きそば、憲法九条守れグッズなど、思い思いの出店も勢揃い。手作りの夏祭りが始めから終わりまで盛り上がりっぱなしで楽しまれました。
 実行委員会では、九月一日に反省会を開き、良かった点、悪かった点などを出し合い、来年も八月末の日曜日、四時から七時をめざして取り組むことを確認して今年のイベントとしての夏祭りを閉じました。

(「新しい所沢」2006年9月14日 No.60から)