すがわら恵子のフレッシュめーる

6月議会報告

○障がい児・者問題 〜障害者自立支援法について〜

すがわら

介護保険には移動介護の概念がないことや、症状が同じ傾向で進む老人介護と身体や知的、精神と様々な障がい区分のある障がいサポートでは対応は全く異なる。
国に対して、障害者自立支援法と介護保険の統合は拙速に行うべきではないことや、国が自治体に責任を押しつけるのではなく財政的な支援をを恒久的に行うなど地方自治体から声を上げるべきでは?

市  長 市長会でもこの問題については議論され、2009年の実施は見送られた。国の動向を注視していくとともに、機会あるごとに国や県に要望していく。

国が机上で決めた「障害者自立支援法」が障がいある方の生活を破壊しかねない現状がある。市が窓口で受け止めた市民の実態を国に積極的に訴えていくべきと考えています。
イラスト

すがわら

障害者自立支援法で収入が減った施設は職員を正規雇用から臨時雇用に切り替えたり、時給カットの対応で職員定着の問題もおきている。障がいある人の気持ちに寄り添い対応できる人材の確保は欠かせない。
3月議会において「各施設の運営が大変厳しいのは十分承知している。今後、施設側とよく話し合いたい」と答弁があったが、具体的に各法定施設に対してどのようなヒアリング(実態把握)をしていくのか。

担当部長 実態調査について、検討中。

積極的に現場の状況を把握していく仕組み作りは必要不可欠だと思います。

○所沢のまちづくり

すがわら 西武鉄道が発表した開発コンセプトでは、駅東口・駅ナカ・駅西口のみで飲食、アミューズメント、日常生活用品、食品に至るまで事足りてしまう。ナショナルチェーンの発信や流行は感じられても「所沢らしさ」は感じられなくなる。
「地権者や地元商店街の方の協議は大切である」と市長の答弁があるが、私も丁寧な協議は欠かせないと思う。広範囲な市民が参加し、まちづくりを考える市民ワークショップなど計画すべきではないか。
市  長 地権者、町内会、商店街などの関係者の意向を伺っていきたい。

例え、その地域に居住していなくても、所沢の顔として「所沢駅周辺のまちづくり」に対して意見がある方もいると思います。多くのみなさんの知恵を生かして「みんなでつくる街」には思い入れが生まれるのではないでしょうか。思い入れがある街には人は定着し、住み続けるとは考えられないのでしょうか。

○税制改定に伴う諸制度への影響と対策の検討方

すがわら

老年者控除の廃止や、年金控除の縮小、定率減税の廃止など市民にとっては増税となった。市民税非課税が基準となる低所得者世帯や生活困窮世帯向けの助成制度(ひとり親医療費助成制度や「児童クラブ」指導料等助成制度など)への影響は多い。対策はどう検討したのか。
また、税源移譲で起こる保育料への影響は今後、どう対応するのか。

市  長 乳幼児医療費助成制度、ひとり親医療費助成制度、「児童クラブ」指導料等助成制度には前年同様、利用できるように対応した。保育料への影響は階層の見直しなど、検討していく。

収入は増えていないのに補助が打ち切られることのないよう対応すべきです。増税の上、補助の打ち切りでは負担は大変です。保育料は値上げされたばかりです。便乗値上げとならないようしっかりと市民本位の検討をすべきと考えます。

○教育施設の耐震化を計画的に

すがわら

県教育局の「公立小中学校の校舎や体育館の耐震改修状況を調査結果」の発表では所沢市にも強度不足の校舎は2棟ある。幸い今年度、耐震改修工事は着工される。
学校での子どもの安全の確保はもちろんのことであるが、学校は災害時の避難所であるため倒壊は避けなくてはならない。耐震改修の年次計画をたてるとともに、情報公開の観点から現状を公表すべきでは。

担当部長 耐震改修工事の計画は関係部局と協議している。現状の公表についても、協議の中で検討していく。また、事業の見直しの含めて検討し、耐震改修工事を進めていきたい。

現状の公表は「市民の不安をあおる」という考えがあり、公表している自治体は8自治体しかありません。しかし、行政の透明化がいわれる時代です。現状だけではなく計画も含めて公表し、市民の理解を得る努力をすることが必要だと思います。

・その他に「国民健康保険の減免制度」や「大阪で起きたジェットコースター事故を受けて、西武ゆうえんちの遊具の安全確保と対策」などを質問しました。

(すがわら恵子の「フレッシュめーる」2007年6月定例市議会報告号から)