小林すみ子の街角ほっとメール

2010年第1回議会報告

日本共産党市会議員 小林すみ子

介護保険料に減免制度を

災害などの特別な事情、心身に重大な障害・長期入院、事業・業務の休廃止での著しい損失、失業などで著しく収入が減少した時などは相談を

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朝の駅で小林(左)
やぎした礼子県議

 介護保険料は3年毎の見直しのたびに上がり、市民から高すぎるとの声が上がっています。
 介護保険料の未納状況をみると、普通徴収(年金天引きではない)の未納者が第二段階(年間25900円)で26.9%、第三段階(33000円)で25.8%、第三段階までで50%を超えるなど、非課税世帯(低所得者)の負担が厳しいと報告されています。分納件数もH20年度は63件だったのが、H21年度3月10日現在で132件にのぼり、未納者からの相談等、問い合わせを受けたのべ件数は746件になっています。
 市独自の減免措置をするとともに、厳しい制裁は止め、減免分は国が出す事と介護保険法上の『保険料徴収猶予と減免』のお知らせは、パンフレットでは「災害などの特別な事情により…」としか書かれていませんので、周知徹底すること等を求めました。
 部長答弁は、市での新たな減免制度は難しい。国庫負担を求めることについては、機会をとらえて申し入れたい。
 減免の周知については啓発を行なっていくというものでした。
 引き続き負担軽減を求めていきます。

上新井すぎのこ学童クラブ

分離増設をすぐに

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【上新井すぎのこ学童クラブ】

 この3年間の在籍児童は、H20年80人、翌年92人、今年は95人と40人規模の2倍以上です。雨の日は身体を動かして遊べず、ぶつかりあい小競り合いがおきます。
 すぐに分離増設の予算計上することと、運営は経験豊かな現運営主体に委託し、公募はしないよう求めました。
 部長は、大規模学童の中でも最優先と考えている。土地の目途はついているが、時期はまだはっきり示せない。
運営については公募できめるという強行姿勢です。保護者との話し合いはするとの答弁でした。

義母の他界から思うこと

 3月議会中に秋田に住む義母が89歳で他界。日帰りで、葬儀に参列しました。 夫を40歳頃に亡くし、女手一つで4人の子を育てた気丈な人でした。晩年緑内障で失明し、「顔が見てえ」といった言葉が耳に残ります。
 一人で生活できる年金額ではなく、入院しても介護保険料は払い、義兄の扶養だったのが後期高齢者医療保険料が取られるようになり…、改めて高齢者いじめの今の社会保障制度に怒りを感じます。

沖縄、県民大集会に9万人

島ぐるみ基地はいらない 無条件撤去を

 民主党鳩山政権の公約違反の象徴である普天間基地の移設問題。鹿児島県徳之島でも基地反対の集会に1万5千人も集りました。「基地はいらない」の思いは所沢でも同じ。『基地全面返還は市民の願い』です。

肢体不自由児支援

日中一時預かり施設は市内に設置を

 肢体不自由児の中には、酸素吸入や去痰等を必要とし、片時も目を離せないお子さんがいます。保護者は、兄弟の学校参観・行事や家事等もあり、一時的に預けられる施設を求めていました。
 市が決めたのは入間市のはずれで、これでは往復2時間はかかり、かえって負担が重くなります。市内に置くように、特に医療センターや保健センターであれば望ましいことを求めました。
 部長答弁は、新年度は変更できないが、皆さんの声は聴いていきたいとのことでした。市は実態に合せて改善すべきです。