平井明美 「虹」こんにちは平井明美です しんぶん赤旗

2005年4月号
青年が希望をもてるように
リストラ やめさせ 青年の働く場を

イラスト 青年がぼろぼろになるまで働かされ、大企業がリストラの穴埋めとして、青年を臨時やパートで募集している実態を示し、「給料が安く技術も身に付かず、青年の能力を引き出すことも出来ないし青年が将来に希望を持てない」と訴え次の質問をしました。
(1)国に対して大企業が正社員として雇用する働きかけを(2)市としても賃金助成など国と一体の雇用対策(3)理不尽な仕打ちで悩む青年たちの相談窓口の設置。

 市長答弁

 「県の『ふれあい拠点施設整備事業』などを注視し、できる限り支援・要請を行う。
 市内企業は商工会議所とも連携し、雇用を図る。
 相談窓口として『ラーク所沢』なども検討する」と前向きな答弁がありました。


写真イラクで拉致された
高遠菜穂子さんとトーク

 たんぽぽの黄色が春の気分を満喫させてくれます。4月3日、イラクで拉致され生還した高遠菜穂子さんを囲んでのトーク集会に参加しました。高遠さんの講演は、今まで日本人に親密だったイラク人が、自衛隊が海外派兵された時から敵意を示したことやフアルージャでの米兵による無惨な遺体の映像も写し、会場はシーンと静まり緊張した雰囲気でした。改めて平和の尊さと戦争の悲惨さを実感し憲法九条を守るためにさらにがんばる決意をしました。


大型店を出店規制
市の独自条例を

 ダイエー所沢店が撤退、長い間シャッターが閉まると人の流れが変わり、地元商店街には死活問題です。私は国に対して「財政を伴う地域活性化対策とスポンサーの丸紅には地域経済の空洞化を招かない対策を求め、さらにパート労働者などの雇用対策と市の相談窓口の設置を要求。
 二点目、大型店出店を規制するとされた「まちづくり三法」では出店規制ができなかったとして、国に見直しの意見を上げることや市の独自の「まちづくり条例」で大型店出店を規制し、地域商店街を守って欲しい」と質問。

市長答弁

 「大型店舗対策事業として補助金を支出する制度を活用する。雇用問題はハローワークと連携しパート社員などの雇用を守る。二点目の「まちづくり三法」については国の動向を見守る。「まちづくり条例」は検討したい」など答弁。


基地返還は市民の願い
基地固定化は許さない!

 米軍通信基地の東西連絡道路は費用も所沢市の負担となり移転新設は基地の固定化につながる問題です。一九八三年の朝日新聞の報道では、基地の地下施設にある「核攻撃指令」の5百`Wの発電機の工事をした経過が紹介され、危険な基地だと再確認しました。道路をまっすぐ通すために建物を移転し新設することは結局、基地の再編強化につながり、市長の判断が求められる重大問題です。しかし、市長は「連絡道路は基地返還の大きな前進と考えており、基地の固定化につながるという認識はない」と答弁。基地再編で横田基地は自衛隊との共同使用が検討され、横田と連動する当市の基地機能も変わるはずですが、市長はこの質問にも「横田基地の情報は掴んでいない」など答えるなど、基地再編の危機感がないことは残念です。

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