平井明美

「虹」こんにちは平井明美です

しんぶん赤旗

2008年 第1回 議会報告

写真
ツーズー病院で枯葉剤の被害を受けた子ども達と交流する平井議員

 ベトナム戦争でアメリカ軍が使用した枯れ葉剤(ダイオキシン)は次世代にも影響しています。その実態を知るためにベトナムに行ってきました。米軍が飛行機でまき続けた枯れ葉剤は、二重胎児や手足の変形した子どもを生み出す要因とされています。私はドクちゃんが勤めているシーズー病院で次世代に渡って枯れ葉剤の治療を受けている沢山の子ども達とも交流しました。(写真はその一枚です)当市では十年前のダイオキシン問題を教訓に「廃プラスチックは燃やさない」方針でしたが、当麻市長は東部クリーンセンターで廃プラを焼却しようとしています。私は市長に「燃やすことは市の方針の転換でもあり、燃やすための実証実験の前にも住民合意を」と約束させました。

教員補助員の身分を戻す

 ワーキングプアが社会的な問題です。学校で学習や生活指導する教員補助員は今まで臨時職員としての身分で、有休や労災加入もありました。しかしこれをボランテアなみの身分に変えて、ボーナス、交通費、有休もなくしてしまったのです。「本人の承諾なしに身分を変えることは労働基準法にも違反している」と市長に追及したところ、市長は「労基法に違反している議案はだしていない」と答弁しました。
 しかし、議会終了後、教育委員会から「労基法違反かどうかはグレーゾーンでり、身分を元に戻したい」との回答に、現場からは喜びの声が上がりました。

入れ歯のリサイクルで子どもを救う

 入れ歯には沢山の合金が使われてます。この合金を換金してユニセフに寄付し、飢えや病気で苦しむ世界のこども達を援助する運動が広がっています。入れ歯一つで毛布なら八枚、予防接種の注射器の針250人分になります。すでに県内14の自治体で入れ歯回収ボックスが設置されていることから早急な対応を求めました。部長は社会福祉協議会での検討を約束しています。

ミューズの備品使いやすく

 所沢市の文化の発信地として、質の高い芸術を安価な料金で楽しんでもらうとために建設されたのが文化センター「ミューズ」です。しかし備品の使用料が高く、使いにくいのが現状です。例えば会議室は午後一時から四時半までは4千4百円です。椅子は三十個以上は有料になり、百個借りると七千円の追加料金、マイクは一本千円ですから合計一万二千円にもなってしまいます。この備品の利用料の改定を求めました。部長は「見直しの検討」を約束。

樽井戸川ガードレールの安全対策を

 バイパス463号沿いの樽井渡川の住宅街には若い世代が多く、小さなこどもが沢山います。お母さん達から「危険なので何とかして」との声が上がっていました。議会終了後、早速、工事が始まっています。

バイパス463騒音! 解決して

 バイパス463号線沿いの住民から「朝四時頃からトラックのラッシュで煩くて眠っていられない」という苦情が相次いでいます。私は音と雨水を吸収する「高機能舗装」での対策を求めました。 平成二十年度は、和ヶ原一目交差点〜若狭三丁目交差点の上下線。
二十一年度は、和ヶ原二丁目交差点〜入間市境まで計画が進んでいます。