釣り日より 2018.11.4
中国で、草間彌生さんの贋作作品展が開催され、草間彌生記念芸術財団は、主催側に抗議の意思を表明した▼中国は、この手の問題をよく起こす。これまでにもアンパンマン、ピカチュウ、キティちゃん、ドラえもん、などなど▼このニュース、日本のほとんど多くのキーテレビ局がこぞって、特集並みの報道をしている。確かに、中国の贋作展や偽物商売は嫌気がさすし、不愉快極まりない▼どうにかならないのか？恥ずかしくないのか？儲かればいいのか？いい加減にしろ！と言い放ちたい▼こうしたニュースに触れるとき、いつも思うのは日本の事。日本には贋作とか、偽物販売とか無いのだろうか▼多くの真面目な日本人は、こうした事件を起こさない。贋作も偽物商売もほとんど無縁だ▼が、偉い人の中に結構、悪賢い人がいたりする。公式文書を書き換えたり、あった文書の都合の悪いところを削除したり、英文には無かった言葉を和訳するときに入れ込んだりもする▼こうしたことが日本の総理大臣など政権中枢の周りで行われているから始末が悪い▼その人たちは今度、「なりすまし」というのをやる。国民の救済措置のためにある、行政不服審査請求を、国（防衛省）が国民になりすまして、不服審査請求を行う。相手は沖縄県。米軍基地の辺野古移設に関わって、沖縄県が辺野古沿岸部の埋め立て承認を撤回したことに対する対抗措置だと▼国民になりすました防衛省の訴えを、国の機関である国土交通省（石井啓一国土交通相＝公明党＝）が判断する。こういうのを出来レースって言うのかな？
