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核兵器廃絶条約、一刻も早く
背を向ける、自民公明・安倍政権にカツ!
 昨年7月、122ヶ国の賛成で「核兵器禁止条約」が国連会議で採択された。被爆国=日本はこの国際会議に出席すらしなかった▼昨年8月9日、安倍首相は長崎で開催された原爆犠牲者慰霊平和祈念式典の席上で、「この地で起きた惨禍が二度と繰り返されてはならない。唯一の戦争被爆国として、『核兵器のない世界』の実現に向けた歩みを着実に前に進める努力を、絶え間なく積み重ねていくこと。それが、今を生きる私たちの責務です」と述べた▼ならば、「核兵器禁止条約」に、どの国よりも早く、真っ先に政府として批准すべきでないのか▼ところが日本政府は「核保有国と核兵器をなくせと言っている国との間の橋渡しの役を担う」という口実をつけて、結局、「核兵器禁止条約を批准しない」と言っている▼それでは「橋渡し」はやっているのか?米国のトランプ氏とは事あるごとに電話会談などをやっているが、一方でICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン=ノーベル平和賞受賞)のベアトリス・フィン事務局長から要請のあった面会は外国訪問を口実に拒否。ICAN事務局長の幅のあった面会要望時間内に帰国していたのに、新年茶会「初釜式」に母親や岸信夫氏(衆議院議員=安倍氏の実弟)らとは会食をしていた▼極めつけは、採択された「核兵器禁止条約」を日本政府は邦訳(日本語訳)しないと。「政府の方針と異なることは国民に知らせない」。これでどうして、核保有国と廃絶を主張する国との間を取り持てるのか▼長崎で被爆者が首相に言った。「貴方はどこの国の総理ですか」と。
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