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猪股嘉直
辺野古の海を守れ!!   
「米軍海兵隊基地」はいらない
中央でカヌーを持ち、フロートで海を仕切られた内側に、単身で入ろうとしているのは、砕石投入に抗議する青年。その向こうには、それを阻もうとする海上保安庁の船。船には数人が乗船。奥のダンプカーは砕石投入をしている最中で、荷台を斜めにしいる。こうした警備に国は1日に3千万円も費用をかけていると。(抗議船に乗っての撮影は、私 猪股嘉直)
中央でカヌーを持ち、フロートで海を仕切られた内側に、単身で入ろうとしているのは、砕石投入に抗議する青年。その向こうには、それを阻もうとする海上保安庁の船。船には数人が乗船。奥のダンプカーは砕石投入をしている最中で、荷台を斜めにしいる。こうした警備に国は1日に3千万円も費用をかけていると。
(抗議船に乗っての撮影は、私 猪股嘉直)
私は、1月8日から4日間、所用で沖縄に滞在していましたが、現地の方に「辺野古に米軍新基地が建設されようとしている。半日だけでもいい、是非見てくれ」という言葉におされ、辺野古の実際を見学し、抗議の行動を体験しました。

 日本政府は翁長沖縄県知事、稲峰名護市長を始め多くの県民・市民が反対を訴えている、「沖縄県名護市辺野古の新基地(耐用年数200年)の建設」を強行しようとしている。「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)が市街地にあり、危険なための移設」というもっともらしい理由で、ジュゴンが棲み、サンゴが美しく、漁民をはじめ住民のかけがえのない辺野古の海を、砕石とコンクリートブロックで埋め、米軍海兵隊の基地にする。

海兵隊に日本防衛の任務は無い

 海兵隊の任務は海外への殴り込み。沖縄と日本本土の「防衛」や「抑止力」ではない。この間、海兵隊はベトナム、アフガン、イラク戦争などアメリカが引き起こす無法な戦争で先陣を切って「殴り込み」をしてきた。例えば2006年から10年までの5年間だけでも、半分以上は海外に出ていたことが国会審議でも明らかになっている。
「普天間飛行場の移設」と言いつつ、普天間には無い弾薬搭載エリア、V字型滑走路を2本、タンカー接岸機能なども設置。
 新基地の背景地にあるキャンプ・シュワブや辺野古弾薬庫と一体に運用される基地の総面積は普天間基地の約5倍、嘉手納基地の約1・2倍になる。

基地反対座り込み、20年に

基地建設には平和・安全・環境・憲法を守る立場から様々な人々が反対運動に参加している。
 1997年12月の「海上ヘリ基地建設」可否の住民投票で「建設拒否」を勝ち取って以来、辺野古テント村では、座り込み活動が続けられ、昨年12月に20周年記念集会も開催された。
 私が辺野古・大浦湾のテント村に着くと、責任者を務めている沖縄県商工団体連合会々長が、「抗議船に一緒に乗りましょう」と案内をしてくれた。

海に石を投げ込むな!

 8人乗りの極めて小さな抗議船に他県からの人たちと乗船。海上保安庁職員の警備船に守られながらのダンプカーの砕石投入を目の当たりにした。抗議船は何隻も出て、沖縄防衛局が何の根拠もなしにつくったフロートの仕切り(一段目左の写真)の外側から「海に石を入れるな!工事をやめろ!」と訴えた。
 単身でカヌーに乗り、フロートを超えて、海上保安庁の職員に拘束される抗議者もいた。

辺野古のことは私たちのこと

 私は、辺野古の基地建設が「対岸の火事」とは思えない。入間基地でも海外での戦争に向けての拠点造りや戦場で傷ついた自衛隊員の手当や治療ができる「自衛隊入間病院」(仮称)の建設が進められているのだ
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