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猪股嘉直
映画「ひまわり」を観ました。

〜悲惨な事故を繰り返すな、忘れるな〜
画像
 映画「ひまわり」と言っても、ソフィアーローレン主演の映画ではありません。
 「沖縄は忘れない、あの日の空を」と副題が付けられたこの映画は、1959年の6月に沖縄嘉手納基地を離陸した米軍ジェット戦闘機の墜落事故と、2004年8月に起きた沖縄国際大学での米軍ヘリ墜落事故をもとに制作されました。
 59年の事故は沖縄・石川市(現在のうるか市)宮森小学校に米軍ジェット機が墜落し、炎上(原因は整備不良と判明)、一瞬のうちに学童11名、近隣住民6名の命を奪い、210名の重軽傷を出す大惨事となりました。
 米軍パイロットは、危険を察知し操縦をやめ、早々とパラシュートで脱出。もう少し操縦桿を握って脱出していれば学校を超えて畑の中に墜落しただろうと言われています。
 この2つの事故について、ゼミの研究をする中で知っていく沖縄国際大学の現在の学生が、米軍に今でも支配されている沖縄の現状、米兵の暴力や野蛮な行動、基地があるために壊されている平穏な暮らしなど、沖縄の矛盾に気づきます。
 一方で基地で働く沖縄県民もいる中で、彼らはこの沖縄の問題をどう捉えたらいいのか模索をします。
 戦後67年がたち、戦争・空襲・沖縄戦・被爆の体験者たちがどんどんいなくなっていきます。この人たちの体験を絶対に絶やしてはいけないと思います。今、絶えることを願い、「国防軍」などと言って、歴史を逆戻りさせる動きがあるだけに。
 映画「ひまわり」は2月18日に浦和・埼玉会館小ホールにて4回上映されます。前売り券は1000円です。お問い合わせは埼玉映画文化協会(☎048‐822‐7428)です。

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