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工藤さん、無投票当選に「さもありなん」と
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埼玉県後期高齢者広域連合議会の補欠選挙で、日本共産党の工藤薫さんが当選しました。無投票当選で、ホットし、「さも、ありなん」とも思いました。
 広域議会は、埼玉県内の市長から7人、町村長から3人、市議会議員から7人、町村議会議員から3人の合計20人で構成されていますが、その人たちはそれぞれ、選挙で選出されます。
 例えば、市議会議員枠の7人は、県内の全市議の投票で市議会の代表7人が当選します。 
 これまで議員が欠員となり、補欠選挙が行われる時に、日本共産党は県内の共産党議員や、無所属議員の推薦を受けて候補者を立ててきましたが、必ず議長会から保守系議員が団体推薦されてきました。しかし、今回は推薦がなく、工藤さんが無投票の当選となりました。

発言しないし、途中で帰る。

 私は、これまでに2回、後期高齢者医療の広域議会を傍聴しました。
 そのひどさに愕然としたものです。発言や質問をするのは共産党の議員だけなのです。他の議員は質問もせず、提案された議案に賛成の手を上げるだけ。
 まれに発言するのは、共産党の議員が保険料の値上げ議案などに反対する討論をするものだから、値上げに賛成する討論をするぐらい。
 さらにひどいのは、議会は午後まで続くのに、午前中ぐらいで何人も帰るのです。理由は「所要のため」です。その中身は分かりません。
 ある時は、帰る議員が多く、議会成立が危なくなり、議長が議員を呼び出したこともあると。
 こうした議会で、保険料の値上げなどが決まっていくのです。許せますか?だから、市民の皆さんに「仕事もしないのに、議員が多過ぎる」などと言われるのです。

共産党議員不在では議事録が危ない?!

 今回、定数1の補欠選挙で無投票だったのは何故でしょう?工藤議員が当選しないと、議会で発言する議員がいなくなります。まともな議事録はおそらく作れなくなります。
今回、議長会からの団体推薦がなかったのはそのためかと思ってしまいます。
 私たちの党は、後期高齢者保険制度には反対の立場ですが、制度がある以上、工藤議員には、「よりよい制度に改善させる」「保険料を値上げさせない」等でがんばってほしいと思います。
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