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議員だより
猪股嘉直
禁煙は「新たな楽しみ」をもたらす
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昨年の東日本大震災での被害者、全ての方々にお見舞いを申し上げます。
翌月の4月11日から毎月、土砂降りの1日を除き救援者募金活動と、「期限を切って原発をゼロに」の署名活動を行なってきました。たくさんの方々のご協力、ありがとうございました。募金は現地に、署名は国にしっかり届けさせていただいています。

きょうは、タバコの話をします。私も20歳になって、いたずら半分というか、「かっこをつけて」吸い始め、そしていつのまにか止められなくなり、20数年間がたっていました。その間、幾度か禁煙にチャレンジもしましたが、長くは続けられませんでした。
議員になって2〜3年が過ぎた頃、同期で市議になった、ある会派の議員(現在は元議員)が、「一緒に禁煙しないか?」と声をかけてくれました。
彼は、ニコレットという禁煙用のガムを使って、禁煙するとのこと。私は、「いいよ。貴方がニコレットなら、私はロッテのチューインガムで禁煙する」と受けました。結局、ロッテガムには1ヶ月ほど世話になりましたが、いつしかガムは必要なくなっていました。
私はガムよりも、「つもり貯金」に大きく世話になりました。私が禁煙前に吸っていたタバコは、ハッカ入のマイルドセブン(?)で、当時のひと箱が260円だったのです。今でもあれば、きっと400円を超えているのではと思いますが。
私は毎日、味付け海苔の入っていた透き通った広口のビン型の容器(蓋はオレンジ色)に260円づつを入れたのです。最初は本当に毎日。そのうち、1週間分とか10分とかをまとめて入れ、カレンダーにチェックして忘れないようにしました。
1箇月で7,800円。半年で46,800円。1年で93,600円。約10万円です。そのお金は、我が家の旅行代金や、那須塩原にいるたったひとりの孫に会いに行く資金などになります。

禁煙して10年立ちますが、何年か前までは、例えば居酒屋さんで隣のお客さんが、飲みながら吸っている。「うまいだろうな」と思います。だけど、そこで「1本ください」と言って、吸ったらきっとそれでおしまいです。
次の日、嫌悪を感じても、次の機会に同じことをする。そうこうしているうちに、またもとにもどるのです。だから、決してそこで負けてはいけない。負けないで、つもり貯金を続ければ、新しい楽しみに触れることができます。家族にも喜ばれます。
会派の違う元議員さんに、私はその点で、強く感謝しています。
勿論、つもり貯金は、これからもずーっと続けます。

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