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狭山市議会 閉会 帯状疱疹ワクチン 意見書採択
 狭山市議会9月定例会が29日に閉会しました。
 最終日には議員提出議案として、帯状疱疹ワクチンに関する国と県への意見書が出され、全会一致で採択されました。
 帯状疱疹は、水疱瘡ウイルスが原因で、加齢や疲労などによる免疫力が低下した場合などに発症する病気で、50歳代から発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が罹患すると言われています。
 発症時の痛みのほか、長期の痛みが続く帯状疱疹後神経痛や顔面神経麻痺などの後遺症が出ることも指摘されています。
 帯状疱疹の予防にはワクチンが有効とされていますが、費用が高額で諦める方もいることが課題となっており、日本共産党のきぬがわ千代子議員が、2020年3月議会で「帯状疱疹ワクチンへの補助を」と一般質問を行っていました。
 この9月議会では、保守系・公明党の議員も質問を行い、市長から「国や県で検討の動きがある」旨の答弁がなされたことなどを受け、狭山市議会として早期の定期接種化や補助の創設を求める意見書を提出する事になったものです。
 東京都では今年からワクチン接種を行う自治体への補助を行っており、実施する自治体が大幅に増えています。また、お隣の入間市でもこの4月から帯状疱疹ワクチンへの接種補助がはじまっており、市民から「狭山市でも補助をしてほしい」との要望が寄せられていました。
 日本共産党議員団では、「意見書の提出ができたことは良かった。来年度の予算要望にも盛り込み、早期の実現を求めたい」と話しています。

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