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狭山市議会第3回定例会狭山民主商工会がインボイス制度の実施延期を求める請願書
狭山市議会第3回定例会が、9月1日から開会し、議案の審査が始まっています。
 今議会には、狭山民主商工会から『インボイス制度の実施延期を求める意見書の提出を求める請願書』が提出されました。
 
 1100万を超える免税事業者が取引から排除?

 新型コロナ危機の収束や景気回復が見通せない中で、2023年10月からのインボイス制度(適格請求書等保存方式)実施に向け、インボイス発行事業者の登録申請が始まっています。
 軽減税率導入によって消費税制度が複雑化したうえに、さらにインボイス制度が導入されれば、軽減税率対象品目を扱う事業者のみならず、全ての事業者に事務負担の増加を強いるとともに、1100万を超える免税事業者が取引から排除される恐れがあり、業種は農林水産業者、俳優や劇団関係者、個人タクシーや軽輸送ドライバー、シルバー人材センター会員など多岐にわたります。
 中小・小規模事業者にとって仕入れや経費に含まれる消費税を価格に転嫁することは困難な状況であり、このままではインボイス制度導入を契機とした中小・小規模事業者の廃業の増加や成長意欲の低下を招く等、地域経済の衰退に拍車をかけます。
 日本税理士会連合会、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会、全国青年税理士連盟等の団体でも現状での実施に踏み切ることに懸念の声があがっています。
 この請願には無所属の丸橋・田中両議員と日本共産党の3議員が紹介議員となりました。9月11日の総務経済委員会で審議が行われる予定です(上記参照)。
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