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狭山市議会 ハラスメント防止研修
7月5日、狭山市議会では、令和5年度 第1回狭山市議会議員研修としてハラスメント防止研修を行いました。国の機関、自治体などでの研修経験豊富な講師を迎え、質疑応答でも活発な意見交換が行われました。
日本の自治体議会は、大統領制とも議院内閣制とも異なり、直接選挙でえらばれる市長と選挙で選ばれる議員に構成された議会による監視という緊張関係にありながら、市民のための協力関係にあるという特殊な構図であること。市長を筆頭とした市役所職員、また議員は市民全体のための奉仕者という自覚を持ち、自ら行動規範を厳しく作成する必要がある。
 まずは議員が持つべき前提を学びました。「住民は役所を選べないのだから、住民を裏切ることは絶対にしてはいけない。」と講師は語りました。
「パワハラ」は、2001年に作られた日本語です。日本独自の、学校を卒業して入社式→定年と組織に所属して、人事権は組織が一手に担っているという働き方が生み出す日本の風土病ともいえるそうです。「年功序列で、管理職の育成が出来ないままに組織が作られてしまうことが問題だ。パワハラは必要悪ではない、絶対に起こってはいけないことであること、人権を無視し
、個人と組織のどちらにも大きな損害を与えること。」と強調していました。
特別職の公務員である議員を含む公務員は、多様な価値観を理解しなければならない。偏見は誰でも持ってしまうからこそ、少数派の声を謙虚に受け止め、一部の利益を優先してはいけない。
何より、ハラスメントを起こした議員は最も厳しい選挙の結果につながる。市民の利益と権利の保護のために議員と市役所は対等なパートナーであるべきと講演を締めくくりました。
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