学校給食の無償化を求める署名 第2次分を含めて1538筆を提出
教育委員会に署名を提出する議員団
日本共産党狭山市委員会と党狭山市議団が昨年末から取り組んでいた「小中学校・保育所の給食費無償化を求める署名」について、市議団が代表して、第2次分の署名を5月30日に提出しました。
党の事務所にも郵送
署名は昨年末から取り組み、2月20日の時点で、1002筆と、2カ月余りの短い期間に多くの署名が寄せられ、関心の高さが伺えました。
党議員団や地域の日本共産党支部にはその後も次々と署名が寄せられ、党の事務所に郵送して下さる方もいました。
今回は、2月以降に寄せられた署名536筆を追加で提出。署名数はあわせて1538筆となりました。
党議員団は「多くの思いが詰まった署名。ご協力頂いた皆さんに感謝したい」と述べました。
地方自治体から国へ
現在、学校給食・保育所給食について、無償化を行う自治体が全国的に増えてきています。
この背景には、子育て支援の充実への願いと共に、物価高騰や低賃金で働く子育て世代の厳しい暮らしの現状があります。
6月議会で学校給食費の無償化について一般質問を行った日本共産党のはしもと亜矢議員は、「そもそも憲法で義務教育は無償と定められている。学校給食法の改正で『食育』が位置付けられ、学校給食も教育の一部になっている。本来は国が行うべきだが、市町村が実施することで、国に対しても実施を求める力になる」として、「ぜひとも狭山市でも給食無料化を実現させたい」と決意を語りました。