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日本共産党 狭山市など党議員団が痴漢防止を求めて申し入れ
申し入れを行う党西南地区所属の議員ら
申し入れを行う党西南地区所属の議員ら
 日本共産党西南地区所属の狭山・所沢・日高・飯能・入間の議員団が、1月20日に西武鉄道(株)と西部バス(株)に対し、受験シーズンにおける痴漢防止対策の強化について申し入れを行いました。
 所沢選出の柳下礼子県会議員が同席し、狭山市議団からは、いのまた嘉直、大沢えみ子、きぬがわ千代子の3議員と、はしもと亜矢党ジェンダー平等責任者が参加しました。 

 近年、受験生をターゲットに痴漢行為を煽る投稿がインターネットやSNSで広められています。入学試験の当日、受験生が遅刻できないことを悪用し、痴漢加害を呼びかけるという、極めて悪質で卑劣な行為です。
 
県内受験日の対応を

 こうした報道を受けて、大学入学共通テストの際には、鉄道各社でも、構内アナウンスなどが実施されました。
 党議員団は、「今週末の1月22〜24日には県内私立高校の受験日が集中しており、2月22〜24日には県立高校の入試が行われる。痴漢行為の撲滅は年間を通じて取り組んでほしいが、特に受験シーズンについては対策の強化を」と述べ、次のような申し入れを行いました。
@入試日における駅係員(バスにおいては連絡員や対応する係員)の配置を増員すること
A音声アナウンス・車内動画・電光掲示板等(バスにおいては車内広告や停留所の掲示板 等)での痴漢行為根絶の呼びかけを頻回に行う
B被害が発生した場合は迅速にかつ丁寧に対応し、遅刻せざるをえない状況に至った証明 書を速やかに発行すること
C県立学校の入試において痴漢被害を含め本人の責めによらない事由での遅刻に対しては 救済措置がとられることを事業者としても周知をはかる
D痴漢行為に関するヘルプカード等について普及・啓発に努めること

 京都府警で「ヘルプカード」

痴漢防止対策として、京都府警では「ヘルプカード」を作成しています。印刷、またはスマホにダウンロードしておき、被害にあったと思われる場合に周囲に見せて助けを求める、あるいは、周囲が不審な状況に気付いた場合に確認する、というような場面が想定されています。
党議員団は「ぜひこうしたカードなども周知し、被害の撲滅に取り組んでほしい」と要望しました。
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