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入間川小学校特別許可地区廃止に伴う要望 駅前に民間学童保育室が開設
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 7月8日に開催された狭山市議会文教厚生委員会協議会に、狭山市駅西口地域に開設する民間学童保育室についての報告がありました。
 入間川小学校特別許可地区の廃止については、保護者や地域住民からの声を受け、市議会としても、下校時の安全対策や学童保育室の拡充を要望していたもので、今回、狭山市駅西口地域内に、民間学童保育室が開設されることになりました。
 過日「予算等の関係で、当初予定していた場所と違う場所で開設する」との報告があり、開設時期の遅れが危ぶまれていましたが、無事に場所の確保ができたとのことで、狭山市駅西口から徒歩数分にあるビルの3階で、8月1日から開設されます。
 利用時間や料金は、市内の公立学童保育室と同額ですが、運営は民間事業者となるため、申し込み先や入所判定は事業者となります。

 経緯を踏まえて対応を

 開設に先立ち、市が保護者らに行った利用意向調査では、「すぐに利用したい」との声が寄せられているほか、「夏休みだけ利用したい」との声も多く、学区外の家庭からも利用希望が寄せられているとのこと。
 協議会では、各委員から「民間事業者が入所判定を行うというが、公平性が担保されるのか」「特別許可地区のお子さんが優先的に入れるのか」など、懸念の声も出されました。
 市は「公立学童では入所判定の際、必要度を点数化しており、事業者にもお願いしている」と答えました。
 日本共産党の大沢えみ子議員は、「民間の学童ではあるが、特別許可地区の廃止に伴う措置として開設された経緯がある。本来は市が責任をもって対応すべき案件であり、特別許可地区の家庭がきちんと利用できるよう、事業者側と協定を結ぶなどの担保を」と述べました。

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