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プレミアム付き商品券事業など物価高騰対策へ市民応援事業
 狭山市議会6月定例会の最終日に、追加議案として、国の交付金を活用した市民応援事業について、補正予算が提出されました。
 
 プレミアム付き商品券事業

 大きなものとしては、物価高騰対策と地域活性化を目的に、プレミアム付き商品券事業を実施します。プレミア率は30%で、額面1万3000円分のチケットを1万円で販売します。
 発行数は4万冊で、一人2冊まで購入が可能。大型店を含むすべての店舗で利用できるチケット(1000円券)が10枚と、大型店以外で利用するチケット(500円券)6枚が1セットになっています。
 詳しい申し込み方法や、利用できる店舗については、8月発行の「広報さやま」に掲載予定との事です。

省エネエアコンへの購入補助

 もう一つは環境対策の一環として、省エネタイプのエアコンへの買い替えを促進するための補助制度(1000万円)が計上されました(上記参照)。
 対象となるのは統一省エネラベルで「4つ星」以上、省エネ達成基準「114%」以上の基準を満たすエアコンで、1世帯1台分を補助します。
 補助額は、基本額として2万円、市内店舗(大型店含む)で購入した場合はプラス2万円が加算されます。上限額は購入費の50%以内、最大4万円まで。 議会の議決後である6月22日以降に購入したエアコンが対象で、領収書、エアコンの保証書、振り込み口座がわかるものの写しを添付して申請します(申請書は狭山市役所HPからもダウンロードできます)。
 申請は市役所環境課の窓口で、7月19日午前8時30分から開始します。先着順で、予算を超えた場合は受付を終了します。市は約300件の申請を予定しているとのことです。

 学校給食費などへも補助

 物価の高騰は、給食費にも影響が懸念されていますが、今回の補正予算で、保育所や幼稚園、学校給食の食材費への補助が予算化されました。
 この春の消費者物価指数は約4%の値上がりとなっています。市の担当課は「今後の物価上昇にも対応できるよう約10%の増額を見込んだ」として、9月から3月分の食材購入費の上乗せ分としてとして約3000万円を計上しました。
 日本共産党の大沢えみ子議員は、「物価高騰により、給食費の値上げにつながらないよう、財政投入を」との一般質問を6月議会で行っていました。
 このほか、新型コロナウイルス感染症や資材高騰などに苦しむ中小業者を支援することを目的として、狭山ビジネスサポートセンターの相談員を増員する予算も計上されました。
 日本共産党議員団は、この補正予算を含む全ての議案に賛成。「市民の暮らしが厳しさを増している。迅速な事業の実施を期待したい」と述べました。

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