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議会報告
入間川小学校特別許可地区の廃止に伴う安全対策・学童保育室整備は?
狭山市議会文教厚生委員会では、6月議会で、入間川小学校特別許可地区の廃止に伴う要望の処理状況について、所管事務調査を行いました。

 入間川小学校の特別許可地区の廃止については、突然の発表に戸惑った地域住民や保護者から、「入間川小学校特別通学許可区域の廃止に関する経過措置の設置について」との請願が昨年9月議会に提出されました。 請願は趣旨採択となりましたが、最終日に議員提案で「入間川小学校特別通学許可地区の廃止に伴う通学路の安全対策及び入間川小学童保育室の環境整備を求める決議」が採択され、@下校時に交通の危険が心配される場所や人通りの少ない場所については、警備のための人員を配置するなど、登下校時の児童の安全確保に配慮すること A通学路の安全対策として、街路灯の増設や水溜りの解消などの対策を講じること B入間川小学童保育室の保育時間の延長及び定員の拡充を行い、保護者の負担軽減を図ること が要望されました。

学童保育室・通学路を視察  
 今回、文教厚生委員会では、実際に入間川小学校の学童保育室や通学路を視察。入間川小学校の学童保育室では、現在の定員60名のところ、コミュニティールームを暫定的に学童保育室として利用し、20名の受け入れ拡大が行われていました。
 また通学路については、国道16号わきの通称「あいさつ橋」から諏訪神社の間の砂利道について、水溜まりの解消や、防犯灯の増設などの対策が取られていることを確認しました。

根本的な定員拡充を  
 委員会では、決議で要望されていた内容については「概ね対応が取られている」との意見で一致しました。
 しかし、入間川小学校の学童保育室は毎年のように待機児童が出ています。日本共産党の大沢えみ子議員は「定員を根本的に拡充するための検討を行ってほしい」との意見を述べました。
 また審議の中では、狭山市駅近くに開設が予定されていた民間学童保育室について「想定以上に費用や時間がかかり、夏休みの開設が実現できない可能性がある」との説明がありました。
 市では現在、「別の建物での開設も考え、検討中」とのことですが、保護者の利便性と子どもたちの安全確保に向け、早期に設置できるよう対応が求められます。
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