12月定例市議会 国保税値上げ・学童保育室の指定管理に反対
12月定例会が閉会しました。日本共産党議員団は、国民健康保険（国保）税の値上げ、山王小学童保育室の指定管理議案など５議案に反対しました。
国民健康保険税の改定は、所得２００万円の３人世帯で年間４万円以上も値上げとなるなど、大きな負担を強いるものです。
日本共産党議員団の大沢えみ子議員は、反対討論の中で、「厳しい暮らしを余儀なくされている家庭にさらなる追い打ちをかけるもので容認できない。市が独自に行ってきた一般会計からの繰り入れを継続するとともに、お金がなくて病院にかかれないという事態が起きないよう、減免基準の大幅な引き上げを」と要望しました。
子育て分野は直営を基本に
山王小学童保育室については、これまで直営で運営されてきましたが、今回、株式会社が指定を受けることにより、これまで保育に携わってきた指導員さんが、全員入れ替わることになります。
党議員団は「指定管理者制度をすべて否定するものではないが、保育や教育など、継続的に子どもの成長に関わる分野は、数年で職員が入れ替わるような形態はなじまない。原則として直営で行うべき」として、株式会社を指定管理者とする選定議案に反対しました。
