トップページ もどる
議会報告
議員団紹介
議員団だより
猪股 嘉直
大沢えみ子
きぬがわ千代子
リンク集

議会報告
新年度予算の委員会審査終わる 新型コロナで多数の施設や事業が中止に
狭山市議会3月定例会は新年度予算を中心に委員会審議が行われました。
 新年度に実施される新たな事業としては、新生児の聴覚スクリーニング検査(先天性聴覚異常の早期発見に有効な検査のための費用を補助)のほか、多子世帯保育料軽減事業として、同一世帯の第3子以降の保育料が無料化されます。
 保育料については、現在でも複数が保育所に入所している場合には2人目が半額、3人目が無料となっていますが、上の子が卒園すると、第2子であっても一人目として通常の保育料、第3子は2人目として半額という計算になっていました。
 新年度からは長子が成人でも、同一世帯内の3子以降であれば、保育料が無料になります。

党議員団の指摘事項も予算化

 高齢者や障害者のごみの個別収集は、これまで環境センター職員が収集ルート上の世帯について便宜的に実施していましたが、希望者が増えており、党議員団が「希望世帯に対応できるよう改善を」と指摘していました。新年度からは、正式な業務として清掃業者に委託して実施される事になりました。
また、この間、議員団が指摘してきた図書館や児童館の雨漏りの改修費用も予算化されています。

入曽駅の設計だけで1億円以上

 一方で、新型コロナウイルス感染症への対策を名目に、様々な施設、事業を休止、休館する予定となっています。
 先日、突如として発表されたサピオ稲荷山の休館をはじめ、環境センターで行っていたリサイクル品の展示を取りやめます。 また、狭山市駅西口の市民交流センター内にある生涯学習情報コーナーも1年間休止するとのこと。市は「事業をやめるわけではなく、コロナの中で、今後、どのようにすすめたらよいかの検討期間とするため」と説明していますが、「協働」を掲げ、市民と共にまちづくりを進めようという狭山市の方針にも大きく影響する内容です。
 市長は「厳しい財政状況」と言いながら、入曽駅周辺開発事業は「予定通り進める」として、5億円以上の起債(借金)を組みました。新年度は橋上駅舎と自由通路の実施設計の予算が計上されていますが、設計だけで1億1800万円もの費用がかかります。西口側の出入り口となるロータリーを作るには駐輪場をつぶすことになりますが、代替地の報告も未だありません。
 不急の事業こそいったん休止し、見直しを図るべきです。
インデックス ページのトップ