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議会報告
狭山市議会3月定例会閉会 党議員団は会期延長を提案
 狭山市議会3月定例会は17日に議案の討論、採決が行われました。
 日本共産党議員団は、新年度の一般会計予算をはじめ、保険料が値上げとなる後期高齢者医療保険特別会計など3議案に反対。各議案はそれぞれ賛成多数で同意・可決されました。
 
 公園や校庭の開放を

 本会議では、日本共産党議員団を代表して、大沢えみ子議員が緊急質問を行いました。
 一斉休校や公共施設が休館される中、子ども達や高齢者の居場所がなくなっています。大沢議員は「健康面からも、公園や校庭を開放して利用できるように」と求め、「公園での個人的な散策や運動などは通常通り可能であり、ホームページでも周知している」「校庭の開放については、時間や頻度等について校長会の意見も聞き、明確化を図ったうえで実施していきたい」との答弁がありました。

緊急事態だからこそ会期延長を
 
 今議会では、新型コロナウイルスへの対応について執行部の事務時間を確保するため、3月6日、9日、10日に予定されていた一般質問を取りやめました。 国から「一斉休校要請」が急遽、行われた中で、その時点では「やむを得ない」と判断したものですが、質問の通告については、17日時点でも取り下げた議員はおらず、実施されないままになっていました。
 日本共産党議員団は、「緊急事態だからこそ議会をいつでも開けるようにしておくべき」として、17日の最終日に会期を延長する動議を提出しました。

 災害時の議会の役割とは

 動議の提出理由を述べた大沢えみ子議員は「3月いっぱいまで公共施設休館などを行ってはいるが、現時点では、各施設でも学校でも、一定の方針の下で必要な対応がなされている。新型コロナウイルス等、今議会でなければならない通告も多く見受けられ、可能な限り一般質問を行う方向で、会期を延長すべき。また、これだけ緊急かつ重大な事態だからこそ、議会を開いておくことには大きな意味がある。『会期』は議会が法的に活動できる期間。災害時における『議会』の最大の役目は、災害対応に関連する補正予算を一刻も早く可決させることにある。会期を延長し、休会扱いにしておけば、議会の招集に必要な告示などの手続きを踏むことなく、迅速な議決を行うことができる。『執行部と議会が一丸となって』対応するならば、こうした事態に備えていつでも参集できる準備を整えておくことこそが議会の役目ではないか」と主張しました。
 会期延長は、日本共産党の3議員のほか、無所属の高橋ブラクソン久美子議員、田中寿夫議員が賛成しましたが、賛成少数で否決となりました。
 高橋ブラクソン議員が賛成討論を行い、「議会はチェック機関として執行部と距離を置いた冷静・沈着な対応が求められる。連日、国会でコロナ関連の質疑が行われる中、『市議会は休みなのか』との声も市民から届いている。早く正常な日常を取り戻すためにも、一般質問を含め議会は粛々と自分たちの仕事を行うべき」と述べました。
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