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議会報告
小谷野市長の施政方針を質す「市民の声を聞いて市政運営を」
 2月21日から始まった狭山市議会3月定例会。27日の本会議では、各会派から市長施政方針への質問が行われ、日本共産党議員団を代表してきぬがわ千代子議員が質問を行いました。
 また、28日には、全国に感染が広がっている新型コロナウイルスへの緊急対策として、情報や物資の提供を求める意見書を、全会派一致で採択しました。
 きぬがわ議員の施政方針に対する質問と市長の答弁(要旨)は次の通りです。

◆若い世代を増やす

〈きぬがわ〉入間中学校の跡地に、子育て拠点を整備するとのことだが、どのような機能と役割を持たせるのか?またこの施設に、水野保育所・水野児童館を集約するとのことで、水野地域については「拠点施設が無くなる」との不安の声が寄せられている。どう対処するのか?
〈市長〉子育てに関する包括的な支援、子育て世代が交流できる施設としていく。利用者には説明会を行い理解を求めていく。〈きぬがわ〉学校の規模と配置の適正化について「すでに4つの学年で単学級の生じている入曽地区において検討を開始する」とのことだが、具体的なスケジュールは?
〈市長〉地元や保護者で構成する検討組織を令和2年度中に立ち上げる。地元の声もそこで聞いていく。

◆まちと産業に活力を

〈きぬがわ〉東中学校跡地について「産業系の土地利用」とあるが、地元の要望である「地域交流の拠点」や、「防災拠点」が担保できるのか?
〈市長〉これまでの提言をふまえて「産業系の利用」「地域の拠点」「防災機能」を備えたものになると考えている。
〈きぬがわ〉入曽駅周辺の整備自体は必要と考えるが、総額50億円、うち橋上駅舎と自由通路に30億円、しかも全額市の負担という事業について、費用対効果の検証は行ったのか?
〈市長〉全てを金銭面で把握することは困難。地元の長年の要望であり、重要な事業として推進していく。

◆楽しめる高齢社会を

〈きぬがわ〉「全世代型社会保障制度」の名で実際に行われているのは、働いた分だけ年金を削減し、医療費の窓口負担を2倍にするなど社会保障費の削減。健康日本21計画について、どのような方針で策定に臨むのか?
〈市長〉フレイル予防など市民が主体的に健康づくりに取り組める計画としていく。
〈きぬがわ〉新型コロナウイルスへの対策は?
〈市長〉注意点についてホームページ等のほか、回覧も行った。また、市主催のイベント等への対応方針を定めた。引き続き国や県と連携して対応にあたる。
〈きぬがわ〉サピオについてはこれまでの方針とどのように変わったのか?
〈市長〉マーケットサウンディング調査の結果を踏まえて、改修と運営を一体的に行う事業手法を詳細に検討していく。

◆市政運営をみんなの力で

〈きぬがわ〉あらゆる人権が尊重される社会に向け、ジェンダーフリーの観点や、LGBT等についても積極的に取り入れてほしいが考えは?
〈市長〉多様な人権の尊重に向けた啓発を推進していく。
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