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9月議会 決算審議より 様々な市内施設の老朽化 深刻
「使用禁止」の張り紙がある児童館の手すり
「使用禁止」の張り紙がある児童館の手すり
狭山市議会9月定例会では昨年度の決算審議が行われました。 党議員団では、各分野ごとに市民の目線で施策をチェックしましたが、特に市内各施設の老朽化が深刻になっている現状が浮き彫りになりました。
 狭山市は市政施行65年を迎え、人口急増期に整備した各種公共施設が老朽化し、様々な不具合が生じています。
 老人センターでは劣化した場所の修繕が順次行われていますが、今年度も不老荘でボイラーが故障し、施設を休館して緊急修繕を行いました。
 児童館では大雨の度に雨漏りが発生し、備品への影響も心配されているほか、子どもたちが使う階段の手すりがぐらついており「使用禁止」の張り紙がされているのが現状です。
 中央児童館(科学館)でも先日、化粧パネルが落下する事故が起き、日本共産党の大沢えみ子議員は文教厚生委員会で「危険個所の早急な改修と、計画的な修繕、可能であれば前倒し実施を」と強く要望しました。
 このほか建設環境委員会でも、市内のグラウンドなどで、雨が上がった後も水たまりがひどく使用できない状況にあることなどが指摘され、委員会として次年度の要望指摘事項として市に申し入れることになりました。

奨学金は4000万円から1300万円への激減!

 狭山の子供たちが高校や大学等に進学する際に利用できる奨学金制度は、小谷野市長の下で所得要件や成績要件が付けられる中、利用が激減している実態が明らかになりました。
 2015年には4000万円の予算がつけられ、新規利用者22名であった奨学金は、2018年度決算では1300万円となり、新規利用はわずか6名でした。
 奨学金の利用条件緩和については、文教厚生委員会が昨年の要望指摘事項として提出していますが、市は「緩和する考えはない」と回答しています。
 大沢議員は「要望指摘事項は委員会の総意であり、様々な立場の議員が一致して要求する非常に重いもの。単に『実施する考えはない』では済まされない」と厳しく指摘。今後、委員会として詳細な状況を調査することになりました。

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