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共産党狭山市議団が視察 
  朝霞市の補聴器購入補助制度
朝霞市職員から説明を聞く市議団。右から一人(石川朝霞市議)おいて大沢、衣川、猪股市議。左側2名は朝霞市職員の皆さん。
朝霞市職員から説明を聞く市議団。右から一人(石川朝霞市議)おいて大沢、衣川、猪股市議。左側2名は朝霞市職員の皆さん。
市民の方から「補聴器の購入に補助を」との要望が寄せられています。

難聴の放置は認知機能に影響

 私たちの聴力は加齢とともに衰えてきます。70歳以上の半分の方には難聴があると言われています。
 難聴を放置していると認知機能も低下することが判明しており、厚生労働省のオレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)でも、難聴は認知症の危険因子の一つとしてあげられています。
 日本共産党狭山市議団は、埼玉県内で補聴器購入補助制度を唯一実施している朝霞市を視察しました。
 当日は朝霞市の石川けい子市議(共産党)を通じて、福祉部次長、長寿はつらつ課長が対応してくださり、朝霞市の補助制度について詳しい説明を受けました。

朝霞市の補聴器助成制度は…

 朝霞市の高齢者補聴器購入費助成制度の内容は以下の通りでした。
★2015年度から17年度までの3年間の予定で開始。3年間延長し、20年度まで実施の予定。
★聴力機能の低下により日常生活に支障を来している高齢者が、家族や地域社会とのコミュニケーションを確保し、社会参加の促進を図ることによって高齢者福祉の増進に寄与する。
★対象者は、朝霞市内に居住し、住民税非課税世帯に属した満65歳以上で、聴覚障害の身体障害者手帳を所持していないが、医師による補聴器の必要性を認める意見書を得られる方。
★助成内容は、補聴器購入費の範囲内で2万円を限度とし、助成は1回。「集音器」は対象外。

 補聴器、高い人は63万円も

 補聴器には様々なものがありますが、いずれもかなりの高額で、朝霞市の18年度の実績では、最も高額なケースで63万2,000円(両耳)、一番安いもので6万4,800円(片耳)とのことで、平均して15万円前後のものを購入される方が多いとのことでした。
 補聴器の電池は常時使用するだけあって1週間ぐらいで消耗するとのお話もありました。
 
朝霞市の高齢者に寄り添う施策

 朝霞市のその他の高齢者福祉施策も紹介していただきました。
 乳酸飲料配布サービス(75歳以上のひとり暮らし)、バス・鉄道共通サービス(70歳以上の高齢者の外出支援)、高齢者への住宅サービス(65歳以上で一人暮らし。民間アパート等に住み、立ち退きを求められている方)など、ユニークで高齢者に寄り添った施策がありました。
 共産党狭山市議団では「早速、狹山市の福祉施策に生かせるように議会でも提案していこう」と話しています。
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