トップページ もどる
議会報告
議員団紹介
議員団だより
猪股 嘉直
大沢えみ子
きぬがわ千代子
リンク集

議会報告
きぬがわ千代子議員の一般質問
きぬがわ千代子議員
きぬがわ千代子議員
市民税・県民税と所得税の確定申告滞納者を生み出さない対策を

日本共産党のきぬがわ千代子議員は、6月議会で初の一般質問に立ち、市・県民税の申告と所得税の確定申告について、市民の立場から改善してほしい点について質しました。
 
多額の追徴課税となった事例が

 毎年の確定申告のうち、所得税と消費税の申告書は税務署へ提出、市・県民税の申告書は市役所へ提出することになっています。
 今回、市・県民税の申告用紙で20年以上、市役所に申告していた事業主の方に税務調査が入り、5年分の所得税と消費税の調査を受けました。その結果、5年前に売上が一千万円を超える「消費税課税業者」になっていたことが分かり、一度に3年分の消費税が請求されました。 多額の税金を一度に払うことはできす、結果として市民税も滞納せざるを得なくなりました。
 衣川議員は「何故こういうことが起きたか。本来、事業収入は、税務署に確定申告をすることになっている。市が受理する際、『事業収入』は税務署に送るべきとものとして注意して対応していれば、このような事例は起きなかったのではないか」と質問。
 担当部長からは「市・県民税の申告書の様式を使用して作成し、郵送で提出された申告書を受理した場合には、申告者の意思として市・県民税の申告を行ったと判断する以外に判断の余地はなく、市・県民税の申告として処理することになる」との答弁がありました。
きぬがわ議員は「市税の滞納は、市にとってもデメリットとなる。再発防止策を検討すべき」と主張。
 担当部長は「広報さやま、公式ホームページ及び申告の手引などを活用して、間違いのない申告を誘導していく。消費税については、税務署と情報交換を行いながら、可能な範囲で周知に努める」と述べました。

申告の待ち時間を有効に
 
 きぬがわ議員は、このほか、確定申告の際に「待ち時間が非常に長い」との声が市民から寄せられていることについて、「時間短縮及び効率アップのために、毎年必要とされる質問のマニュアルを作成してはどうか」と提案。
 担当部長から「申告者が待ち時間においてマニュアルを読み、自ら書類等をチェックすることは、申告受付のスムーズな進行に有効であると考えられるので、マニュアルの作成について研究していきたい」との答弁がありました。

市民参加型の七夕まつりに


 きぬがわ議員は、入間川七夕まつりについても今議会で質問を行いました。狭山市民が一年の中でも、特に楽しみにしている行事のひとつが入間川七夕まつりです。
 きぬがわ議員は「どういう方々が出店できて、全体の出店数はどのくらいか」と質問。
 担当部長は「昨年は378件の出店があり、公道上へは主に露店商やまつり会場内に店舗を構えている事業者が出店している。狭山市駅西口の市民広場やまつり広場へは、前年度の出店者に対して出店の意向を確認し、実行委員会において出店者を決定している。民地への出店は、出店者が各自で土地所有者と交渉し出店している」と答弁しました。
 きぬがわ議員は「市内の業者から見るだけではなく参加して楽しみたいとの声が寄せられている。ぜひブースを設けるなどの検討をしてほしい」と要望しました。

安全対策と花火の充実

 中央図書館から七夕通りまでの歩道は、まつり当日、非常に混雑します。
 安全対策について質したきぬがわ議員に対して、担当部長は「七夕通りから狭山市駅方向へ向かって一方通行とするほか、来場者を八幡神社方向へ迂回させる措置について、本年も時間を決めて実施したい」と述べました。
 また花火の打ち上げ数については、「昨年初めて3000発を超える花火を打ち上げ、好評だった」と答弁しました。
 きぬがわ議員は「花火については、ぜひこの数を維持してほしい。市民が楽しみにしている入間川七夕まつりをさらに充実したものに」と要望しました。


インデックス ページのトップ