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塩川衆院議員・猪股市議ら防衛省に日米共同演習中止求める
=入間基地兵たん拠点化進む=
防衛省に説明を求める塩川哲也衆院議員(向こう側左から3人目)と猪股議員(その左)
防衛省に説明を求める塩川哲也衆院議員(向こう側左から3人目)と猪股議員(その左)
日本共産党の塩川鉄也衆院議員、猪股嘉直狭山市議、安道佳子入間市議、「入間基地拡張ストップ!市民の会」(以下「市民の会」)のメンバーは、11月1日に、8日まで行われる日米共同統合演習の内容について防衛省に聞き取り、同演習の中止を求めました。

岩国から入間基地まで米兵輸送

 同演習では、武力攻撃事態などに対し、日米共同対処能力の向上を図るためとして、日本全国各地と海外での事実上の軍事演習が行われています。
 同省は、塩川氏らに、5日には米軍岩国基地(山口県)から、航空自衛隊入間基地まで、航空機動衛生隊の隊員10人が、米兵(模擬患者)を自衛隊輸送機Cー130で運ぶ衛生訓練を行うと説明しました。自衛隊における「衛生」とは「人的戦闘力の維持増進をはかる」ことです。

入間基地は輸送と軍事医療の拠点

 入間基地は、隣接する留保地への自衛隊病院・災害対処拠点の建設と海外派遣用の大型輸送機C2の配備が進行中。
 塩川氏は、一連の動きは戦争法(安保法制)のもと海外での戦争を想定して、同基地を輸送と軍事医療の兵たん拠点とするものだと指摘し、「米軍と一体に、海外で戦争する国づくりにつながる訓練はやめるべきだ」と要請しました。
 「市民の会」からも同省に対し、同演習に抗議し中止を求める岩屋毅防衛相宛ての要望書が手渡されました。

入間基地は戦争に組み込まれる!?
 参加した猪股嘉直議員は、「入間基地は、海外での戦争に参加する際の輸送拠点、戦争による負傷兵を治療し、また前線に送り出す衛生拠点に想定されていることをひしひしと感じる」と話していました。


2018年度日米共同統合演習(実働演習)
=入間基地に関わる演習を抜粋=

★演習の実施場所 二本の周辺海空域や自衛隊及び米軍基地等を使用して実施。他にグアム、北マリアナ諸島 テニアン島及び同周辺海空域。
★実施期間 10月29日〜11月8日
★演習の内容 自衛隊の行動及び米軍との連携を実演。陸上、海上、航空作戦及び輸送等の全てを包含した総 合的な演習。
★入間基地における訓練 全国規模で実施する日米共同演習の一環として、統合後方補給(整備、衛生)訓 練を実施。統合後方補給(整備)訓練では、入間基地及 び木更津駐屯地に所在する自衛隊輸送ヘリCH-47の陸 上自衛隊及び航空自衛隊による相互整備訓練を実施。 統合後方補給(衛生)訓練では、自衛隊輸送機C-130により岩国基地から入間基地まで米軍患者(想定)を後送。
★統合後方補給(衛生)訓練の内容 参加人員 自衛隊員 10名 米軍10名 航空機 空自C-130
 11/5 岩国基地で患者(想定)登場、じ後、入間基地へ後送 入間基地では岩国からの患者の受け入れ★統合後方補給(整備)訓練の内容 参加人員 自衛隊員 20名 航空機 陸自CH-47 車両 マイクロバス 他
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