狭山平和委員会など 入間基地へ要請
航空祭での曲技飛行の中止を!!
曲技飛行の中止要請書を読み上げる大澤氏(中央)、渉外室長(左)と要請参加者。
「入間基地航空祭でのブルーインパルスの曲技飛行の中止を求める会」（以下「求める会」）は10月２日に入間基地を訪れ、防衛大臣と航空自衛隊入間基地司令あての要請書＝入間基地航空祭でのブルーインパルスの飛行の中止を求める要請＝を航空自衛隊入間基地 中部航空警戒管制団司令部基地渉外室長に手渡し、申し入れました。
基地近隣５市の平和団体
要請書は「求める会」を代表して大澤進狭山平和委員会代表が読み上げました。要請行動には狭山市の他にも入間市等の平和団体の代表と日本共産党の猪股嘉直狭山市議が参加しました。
「求める会」のこの要請は毎年この時期に行っているものです。特に１９９９年の11月に入間川河川敷に自衛隊機が墜落・炎上し隊員２名が尊い命を亡くされてからは、この墜落事故を風化させない市民運動が狭山、所沢、入間、飯能、日高市で巻き起こり、５つの市の平和団体が連絡協議会（五市連）をつくり、要請活動を担ってきました。
１１３万人が住む上空ではＮｏ!
要請では「航空ショーが行われている下には１１３万人が住んでいる（狭山、所沢、入間、飯能、日高、川越市）。こうした市街地の上空で危険な曲技飛行をしないで、海上で行ってビデオを見せるなどの工夫をして」との切実な訴えがありました。
観光バス等での渋滞も深刻
また、「全国各地から30万人も来るために、観光バス等での渋滞もひどい。観光会社にツァーを組まないように要請できないか」「いつも口答での回答しかないが、文書回答はできないのか」等の声もあがりました。
