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「茶の花号」のルート見直し 公共交通会議で「最終案」提示
昨年度から協議をおこなってきた市内循環バス「茶の花号」のルート見直しについて、2月15日に開催された第6回の地域公共交通会議で、これまでの議論をふまえた「最終案」が提示されました。

 住民要望が実ったルートも

 入曽、水野方面の住民から要望が強かった入間市との連携については、入曽西循環コースに「三商自治会館」「武蔵藤沢駅」等の停留所が新設される見込みで、新たに入間市方面へのアクセスが可能になります。
 また、入曽東循環コースや堀兼循環コースでは、「あぐれっしゅ元気村」の停留所が新設され、バスを利用して買い物に行けるようになると期待の声が寄せられています。
 奥富循環コースでは、新狭山駅から狭山市狭山を通って狭山市駅西口、埼玉石心会病院、イオン狭山店を経由して、奥富、柏原へ繋がるコースが新設されました。買い物や総合クリニックへのアクセスなど課題はありますが、前田住宅停留所の存続など、市民要望が一部、実現しました。

 廃止のルート 落胆の声

 一方、柏原循環コースは路線バスと重複していることを理由に廃止となり、老人福祉センター宝荘前まで行くルートがなくなります。また、稲荷山公園駅へのルートを廃止したことにより、市役所に直接乗り入れるルートもなくなりました。
水富循環コースでは、地域住民からは入間市方面へのアクセスとして「入間市駅や仏子駅へのルート延長」が求められていましたが、今回延長されたのは「野田モール」までの乗り入れで、市民からは落胆の声も上がっています。
 
新たな交通システムの検討を

 「茶の花号」のルート見直しについては、総額の予算がほぼ変わらない中で、本数についても「各コース多くて4回(片回り2回ずつ)程度の運行」とされており、買い物や日常生活の足としては不十分なままです。 しかもこの解消手段として「隔日運行」が検討されていることは、住民要望で「隔日」から「毎日運行」へと改善させてきた流れに逆行します。
 日本共産党議員団では「住民要望が実った部分もあるが、結果として市民ニーズを十分に満たしているとは言えない状況にある。デマンド交通など新たなシステムの検討を早急に行うべき」と述べています。
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