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勤労福祉センター・智光山荘を廃止予定

      =「広報さやま」8月号で発表すると=
勤労福祉センター1977年竣工 集会室、学習室、保育室など。341人の収容可能
勤労福祉センター
1977年竣工 集会室、学習室、保育室など。341人の収容可能
智光山荘80年竣工 宿泊室(12室)、大広間、研修室、浴室、ホール、軽運動場など。60人宿泊可能 (写真は市HP)
智光山荘
80年竣工 宿泊室(12室)、大広間、研修室、浴室、ホール、軽運動場など。60人宿泊可能 (写真は市HP)
7月18日に開催された狭山市議会全員協議会では、市の執行部から「狭山市立勤労福祉センター(以下『勤労福祉センター』と称す)の今後の対応について(案)」と「狭山市立智光山荘(以下『智光山荘』と称す)の今後の対応について(案)」が示されました。
 勤労福祉センターは「勤労者その他の市民の行う集会、研修、学習等の用に供し、もってその福祉を増進することを目的とする」、智光山荘は「主として勤労者その他市民が行う宿泊研修、集会等の用に供し、もってその福祉を増進することを目的とする」と謳い、約40年間その任を果たしてきました。

利用者減、経費負担を理由に

 市は今年の3月に「公共施設等総合管理計画」を発表し、「今後40年間で、市内の公共施設の面積30%を減らす」とし、その中で「勤労福祉センター」、「智光山荘」も除却の対象としていました。
 今回の(案)で示された内容では、「勤労福祉センターは利用者の減少、経費負担、狭山市駅西口に建設した産業労働センターに機能を集約できる」として廃止を決めたと。
 同じく智光山荘では、「利用者の減少、利用者の8割が市外の方、民間の宿泊施設との競合、経費負担」を理由として廃止を決めたとしています。

議会の審査前に、「決定」と発表

 今後の手続きとして、「廃止をするための条例の提案は今年の12月議会で行い、市議会の承認を得る」としていますが、来年4月からの智光山公園の指定管理者を募集するため、8月の「広報さやま」には廃止することを掲載し、周知するとの報告でした。
 日本共産党の猪股嘉直市議は、
「議会での承認が無いのに、決まったことのように広報するのは、市議会を無視すること。議会などいらないことになる」と抗議しました。
 他の議員からも「議会無視」、広報の仕方も「決定したかのように表現するのではダメだ」等の意見が続出しました。
 この問題を、住民の代表も入って審議する「労働福祉審議会」が行われるのは9月です。市民の声も聞く前に、決まったかのように報道する事は問題です。

審議会も市議会も
 無視する小谷野市政
 共産党市議団は、「内容によっては、審議会や市議会が否決をする場合もある。市民の代表である市議会や審議会の意見を真摯に受け止め、充分な審議のもとに政策決定を行うという姿勢が、今の小谷野市政には見られない」と話しています。


両施設廃止の進め方 (経過と予定)

@政策調整会議         2017.4.25
A指定管理者選定委員会       4.27
B政策会議             5.24
C市議会総務経済委員会協議会へ説明 6.13
D労働福祉審議会          9.22
E庁議              9月下旬
F廃止条例の市議会への上程   12月議会
G施設の廃止           18.3.31
H建物の除却         18年度予定

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