共闘の力で憲法守る
「オール埼玉総行動」１万３０００人集い
９条こわすな、戦争させないとコールするオール埼玉総行動参加者＝６月４日、さいたま市浦和
安保法制（戦争法）廃止と立憲主義回復を求める「オール埼玉総行動」実行委員会は４日、さいたま市の北浦和公園で集会を開き、１万３２００人が参加。狭山市からも１００人を超える参加がありました。集会後、２コースに分かれてパレード、「戦争させない、憲法守れ」と唱和しました。
狭山市からも市議団をはじめ多くの参加者
県内の安保法制廃止を求める１万人規模の集会は５度目。今回は、埼玉県内の15の衆院小選挙区すべてにつくられた「地域連絡会」との共催で、さまざまな団体や労組の旗やのぼり、地域連絡会の旗が立ち並びました。
狭山市からも日本共産党狭山市議団をはじめ、多くの参加者が集いました。
全選挙区で共闘が実現。画期的！
主催者の小出重義実行委員長は、全小選挙区に共闘組織ができたのは全国初だと紹介し、「この運動が全国に広がれば大きな力になる」と述べました。
４野党の代表もそろってあいさつ。共産党の小池晃書記局長は、安倍首相が狙う憲法９条改悪や「共謀罪」創設を絶対に阻止すると表明し「一番の力は市民と野党の共闘だ」と力説。「安倍政権の暴走を打ち倒すため、市民と野党の共闘をすみずみに広げよう」と呼びかけました。
民進党の枝野幸男前幹事長は、安倍政権によって表現の自由や立憲主義が危機に陥っていると述べ「小異を残してでも大同につき、この国の危機を打ち破ろう」と語りました。社民党の福島瑞穂副党首、自由党の青木愛副代表もそれぞれ訴えました。
（新聞赤旗より）
