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防衛省17年度概算要求に計上
  入間基地にC2輸送機を配備
8月31日、狭山市基地対策課は「入間基地へのC―2輸送機(C―1輸送機の後継機)を配備することとした」との防衛省の情報を、狭山市議会と、狭山市基地対策協議会に伝えました。

2020年以降に配備

 防衛省からの情報によると、「現在開発中のC―2機は、2016年度末には開発を終了する見込みで、3機を購入する中の1機は入間基地に、20年度以降に配備する」。その前に「YS―11EB電波情報収集機の後継機として、C―2の試作機を活用して開発している次期電波収集機を、17年度から入間基地で飛行試験を含む搭載機器の試験評価を行う」。「評価に問題なければ19年度以降に入間基地に配備する」との内容です。

「戦争する国」の輸送機に

 C―2機はこれまでにも本紙で取り上げてきように、航続距離が格段に増えます。現在のC―1機は日本列島の周辺どまりですが、インドの西側、オーストラリア、ロシアをもカバーする距離(右の図)で、さらに空中給油装置もあります。
 安倍自民・公明政権が国民の反対を押し切って戦争する国へつき進む中で、入間基地の役割が兵たん活動や、怪我をした兵士の輸送などの面での任務を課せられることが懸念されます。

市外上空で飛行展示!?
 狭山市基地対策課からの情報では、他にも「外国の空軍参謀長などを呼び、日本航空宇宙工業会が主催する国際航空宇宙展の開催」「自衛隊の持つ高度な技術力を情報発信するなど多国間防衛交流を行う」「戦闘機を始め10機種程度の飛行の実施も入間基地で行う(10月13日)」なども伝えています。

災害拠点・病院建設も具体化

 入間市東町の留保地を取得した防衛省が「災害対処拠点」「自衛隊入間病院」(左の図)で9億6千万円の概算要求するとの情報も発信されました。
 入間基地への監視の目をゆるめる事はできません。

基地関連の集会にこぞって参加を

 埼玉県平和委員会などは11月20日に「ストップ!基地拡張 緑の森を守ろう11・20埼玉県集会(仮称)」を予定しています。
 また、1999年11月に起きた「航空自衛隊機の墜落事故を風化させない集会」も毎年開催され、今年も予定されています。
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