トップページ もどる
議会報告
議員団紹介
議員団だより
猪股 嘉直
大沢えみ子
広森すみ子
リンク集

議会報告
狭山市を子育て支援のまちに【大沢議員の一般質問】
 9月定例議会の一般質問で、日本共産党の大沢えみ子議員は、これからのまちづくりおける主要な施策として、「子育て支援策の充実による若い世代の呼び込み」について提案しました。 9月議会は、小谷野新市長が就任して初めての議会です。これから10年間の狭山市づくりの柱となる「狭山市第4次総合計画」の策定も進められる中で、どのようなまちづくりを行っていくのか、市長の基本姿勢を質しました。
 全国的に人口が減少し、自治体の運営や財政、まちづくりにも大きな影響が出る事が予測される中、特に「人口増加策」は、大きな柱となります。しかし、根本的には子どもが新たに生まれなければ人口の増加には繋がりません。
 大沢議員は、「まずは、狭山市が安心して子どもを産み育てられるまちになることが大切」との立場で、いくつかの提案を交えて質問しました。

保育所の増設へ方針転換を
 
 狭山市は昨年策定した「子ども子育て支援事業計画」の中で、今後、子どもの数が減少していくとの予測をもとに、「これ以上保育所を増設しない」という方針を打ち出しています。
 大沢議員は、「狭山市でもいまだ待機児童が出ている状況にあり、近隣市では保育所に入れずに裁判になっている自治体もあるほど。市の方針を見直して、保育所を増設し、近隣市からも受け入れができる体制を作るべきではないか」と質しました。
 市長は「現時点では『子ども・子育て支援事業計画』の内容を着実に進めていく事が方針」と述べるにとどまりましたが、少子化をそのままにしていては人口増など望めません。子どもを生み、育てやすい環境づくりが急務です。

「保育料第2子以降無料」を

 大沢議員は、具体的な子育て支援策の充実として「例えば『第2子以降は保育料無料』など、思い切った施策が必要ではないか」と提案。
 現在、狭山市では、保育所に2人以上が入所している場合、保育料が減免になる制度がありますが、上の子が小学校に入学すると、減免制度の対象外になってしまいます。
 大沢議員は「上の子が小学校でも中学校でも、第2子以降なら無料に」と提案。市長は「市の財政と近隣の状況を見ながら今後、検討していく」と述べました。

HPに「子育て応援のまち」を

 狭山市を「子育て支援充実のまち」としてPRするためには、広報の仕方も重要です。
 大沢議員は、「狭山市にも、中学までの子ども医療費無料化や、充実した英語教育、情緒障害通級指導教室など、先進的な子育て支援策がある。市のHPに『子育て応援の狭山市』など、子育て世代にPRするようなコンテンツの掲示を」と要望。
 担当部長は「若い世代を呼び込むためにも重要。子育てするなら狭山市と思っていただけるよう、より充実した情報提供に努める」と述べました。

インデックス ページのトップ