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埼玉県後期高齢者医療・工藤かおる議員が追及
2013年度決算で193億円の黒字
「値上げの必要はなかった」
工藤かおる氏(新座市議・埼玉県後期高齢者医療議会議員)
工藤かおる氏(新座市議・埼玉県後期高齢者医療議会議員)
 埼玉県後期高齢者医療の2013年度決算で、黒字額が193億円にのぼることが10月31日に開かれた同広域連合議会で明らかになりました。 日本共産党の工藤かおる議員(新座市議)の質疑に当局が明らかにしました。

保険料は全国7位、
滞納者は1万7千人


 工藤議員は「後期高齢者の保険料は高いと怨嗟(うらみ嘆くこと)の声はうずまいている。埼玉県は12年度に基金を使わず、保険料を引き上げた。保険料の平均額は幾らで全国何位か。滞納者は何人か」と質問しました。
 執行部は、「保険料1人当たり平均7万5230円で、全国7位。保険料の滞納者は1万7111人で、滞納総額は4億761万円」と答弁。

2年続けて100億超の黒字なのに、何故値上げ?

 13年度決算は、193億7143万円の黒字決算で、前年度比90億円増(88%増)でした。黒字分は、国と県に約70億円返還しても、基金に33億円を積立てていました。
 工藤議員は、「2年連続して100億円を超える黒字決算で、保険料の値上げが必要なかったことは明らかだ」と批判しました。

基金は温存、県民には負担増

 工藤議員は「12年度では、41都道府県が基金を取り崩して保険料の上昇を抑えたのに埼玉県は基金を温存し、保険料を1人当たり3500円も値上げして高齢者を苦しめている」「健診の充実を言いながら、埼玉県は1円も健診事業に補助金を出していない」などの問題を指摘し、後期高齢者医療の決算認定に反対を主張しました。
(日本共産党埼玉県委員会自治体部・議員活動交流ニュースより)

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