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日本共産党の「市民アンケート750通を超える回答が!
寄せられた たくさんのアンケート
寄せられた たくさんのアンケート
 日本共産党狭山市委員会が7〜8月に実施した市政アンケートに、750通を超える回答が寄せられました。ご協力ありがとうございました。
 「暮らし向きについて」の回答では、「苦しくなった」「やや苦しくなった」が72%にのぼり、要因として「消費税の増税」「国保料や介護保険料の負担」「年金が下がった」などがあげられています。
 安倍首相は、来年10月からの消費税10%への引き上げを年内に決定するとしていますが、増税には68%が「反対」で、「食費を抑えることで我慢している」など切実な声も寄せられました。
 

様々な声が寄せられて

 国政・県政への意見では、「集団的自衛権の行使容認の方向性に不安を感じている(60代女性)」「安倍さんは自衛隊の人たちを国民扱いしていない。感謝されたって死んだら終わりだ!(60代)」など、集団的自衛権の行使容認を危惧する声や、「憲法9条を守ってほしい」との声が寄せられました。 
 生活面でも、「老人ホームは年金暮らしでは高くて入れない(60代女性)」「消費税10%はやめてほしい。8%になってから生活が苦しくて大変です(60代女性)」「食費を抑えることで我慢している(80代女性)」という切実な声が寄せられており、市民生活の苦しさが浮き彫りになりました。
 市政への要望も、様々な意見が寄せられました。
 特に「中央公民館はバスのない地域からは駐車場もなくて不便(70代女性)」「茶の花号が使いにくくなった(水野)」「駐輪場は無料にしてほしい(入曽地区)」など、身近な足の確保への要求が多く寄せられています。
 このほか、「義務教育にお金が掛かりすぎます。中学の制服などに10万円もかかった(40代女性)」「働く人の賃金を上げて欲しい(30代男性)」など、青年や子育て世代からも意見が寄せられました。
 今回のアンケートでは、基地問題への意見も多く、約半数に何らかの意見が記載されていました。基地を容認する声もありますが、多くは航空機の騒音や振動への不安で、「騒音がひどい。戦争体験した者としてドキッとする(入曽在住)」「住宅地ではもっと高度をあげて飛行するようにして欲しい」など、市内全域から寄せられているのも特徴的です。
 「市政へ望むこと」については、各分野に様々な意見が寄せられましたが、医療の分野では「保険料の減免」が57%と最も高く、介護についても「保険料・利用料の引き下げ」が26%、次いで「施設の増設」19%、「居場所づくり」16%となっており、医療や介護の負担が家計に影響している様子が伺えます。
 障害者の分野では「就労支援」が最も高く21%、「災害時の対応」も19%と高くなっています。
 

子育て分野は地域に差が

 子育ての分野では、「狭山市が子育てがしやすいですか」との問に、「はい」が9%、「いいえ」が13%、「どちらとも言えない」が40%となりました。 今後の施策として望むものとしては「保育所・幼稚園の充実」がトップ。次いで「学童保育の充実」「保育料や教育費の軽減」となっており、これまで市が実施して来た子育て施策が一定の評価を得ているものの、胸を張って「子育てしやすい」と言うには課題も多いようです。
 例えば「近所に安心して遊ばせられる公園や児童館がありますか」の問では、狭山台・中央地域では「はい」と答えた率が高くなっていますが、その他の地区では「はい」と「いいえ」がほぼ同数となるなど、地域によって感じ方に差が出ています。
 また、「子育ての悩みを気軽に相談できる人はいますか」では、「いる」の18%に対して、「いない」は30%。「相談窓口の設置」の希望が4%と、あまり高くない事とあわせると、公的な相談よりも、親同士のネットワークを作れるような支援を求めていることが伺えます。

市民の願いに応えて

 「ブラック企業」「ブラックバイト」については54%が「知っている」と答え、「長時間労働」「有給休暇がない」などの実態が寄せられました。
 仕事や雇用で望むことのトップは「最低賃金の引き上げ」、次いで「雇用や就職の相談窓口の設置」です。ブラック企業の根絶とあわせ、安心して働ける職場の確保に向けた取り組みが求められています。
 交通問題では「茶の花号」について「以前より不便になった」と答えた方が14%となっており、改善の要望が寄せられています。交通対策としては「無料の駐車場・駐輪場の確保」が要望のトップに上がっているほか、入曽地区では圧倒的に「エレベーターの設置」の声が寄せられました。
 自由記述欄には、「カーブミラーの設置」や「横断歩道が消えている」など、具体的な箇所を記載した要求も多数、寄せられています。
 日本共産党狭山市委員会と党議員団では、具体的記述があった事項について順次、市へ対応を要望するとともに、頂いたご意見を元に、要求実現に向けた取り組みを行っていきます。たくさんのご協力ありがとうございました。
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